2014年はシェイクスピア生誕450周年
2014年は、シェイクスピアの生誕450周年に当たる。シェイクスピアの作品は現代においても人々の心の中に息づき、世界各地の様々な言語で上演されているが、やはりシェイクスピアをより深く理解し、その舞台にふさわしい劇場で鑑賞できる場所は英国をおいて他には見当たらないだろう。
シェイクスピア作品のファンなら、やはり彼の生まれ故郷であるストラットフォード・アポン・エイボンは外せない。
イングランドのウェスト・ミッドランズ地方、ワーウィックシャーにあるストラットフォードへは、ロンドンから鉄道で約2時間。
ここにはシェイクスピアのファンにはたまらないスポットが数々あるが、まず訪れるべきはシェイクスピアの生家。次いで、シェイクスピアの妻アン・ハサウェイの実家であるコテージ、メアリー・アーデンの農場(母の家族の農場)、ナッシュの家とニュープレイス (孫娘の家)、そしてホール・クロフト(娘の家)などがある。
これらの施設は、すべてシェイクスピア・バースプレイス・トラストにより所有管理され、一般公開されている。これらの5つのアトラクションがセットになった見学パスは£14.95 (子供は£9 )で販売されおり、英国政府観光庁のオンラインショップで事前に購入することができる。
また、ストラットフォードにあるロイヤル・シェイクスピア・シアターと、スワン・シアターを拠点に活動するロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)のパフォーマンスを楽しんでみるのもお勧めである。
1000人以上収容できるロイヤル・シェイクスピア・シアターには高さ36メートルの塔があり、そこからシェイクスピアが通った学校や埋葬された墓地など、シェイクスピアが暮らしたストラットフォードの町並が一望できる。
いずれの劇場にも「張り出し舞台」があり、一般的な劇場よりも間近で迫力あるパフォーマンスが体験できる。また、シェイクスピア・バースプレイス・トラストとロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでは、3月に行われるシェイクスピア・ウィークなどの特別イベントで、生誕450周年を祝う予定だという。
Shakespear's England
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(写真はイメージです)
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