2014年はシェイクスピア生誕450周年
シェイクスピアは、ドレイトンやベン・ジョンソンとストラトフォードの近くのウェルフォード・オン・エイヴォンにあるザ・ベル・インというパブで酒を飲んだ後、雨の中ストラットフォード・アポン・エイボンに帰宅。これが災いし、肺炎を起こしたという逸話が残されている。このパブのウェブサイトに「幸運な事に現在は道が良くなりましたし、帰宅の際にはいつでもタクシーを手配します」と記されているのが興味深い。ザ・ベルは、グッド・パブ・ガイドの2012年ワーウィックシャー最優秀ダイニング・パブにも選ばれた店。ここで食事とお酒を心ゆくまで堪能しながら、シェイクスピアの時代に思いを馳せてみるのも良いだろう。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの劇場から歩いてすぐ、エイヴォン川の岸辺にある聖トリニティ教会は、シェイクスピアが洗礼を受け、遺骸が埋葬された場所。ここにはシェイクスピアの記念像があり、日焼けしたその顔はシェイクスピアに良く似ていると評判だ。毎年、聖ジョージの日に一番近い土曜日(シェイクスピアの誕生日と命日にも近い日)には、ストラットフォードで何千もの人が参加する行進が行われ、聖トリニティ教会まで練り歩いた後シェイクスピアの墓に花が捧げられる。シェイクスピアが学んだキング・エドワード VI グラマー・スクールの男子生徒たちが、行列を先導する。
ストラットフォードでは、月曜から水曜日の午前11時、木曜から日曜日の午後2時にウォーキングツアーが催行されている。
ツアーの所要時間は2時間。バンクロフト・ガーデンズから出発している。予約は不要なので、スケジュールに余裕があれば参加してみて頂きたい。
Shakespear's England
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(写真はイメージです)
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