エクスペディア、提携するグリーンキーインターナショナルの「サステイナブルトラベル誓約」参加を発表
環境教育プログラムを通じて持続可能な発展を目指す国際団体「FEE」と、各国の加盟機関が運営する「グリーンキー」は、環境に優しい持続可能な方法と、テクノロジーの活用を推進し、資源の無駄を省き、ホスピタリティー産業と観光産業における持続可能な行動をもたらすための変革を手助けするエコラベル。ホテル、ホステル、ホリデーパークとホスピタリティー業界に属するその他の施設に求められる高い環境基準を厳格に審査している。
エクスペディア・グループが最近実施した調査によると、旅行が地域の環境や経済、個人に与える影響についての消費者の意識はますます高まっており、旅行者のおよそ3人に2人の59.1％が、「より持続可能な旅行を実現するためなら、費用がかさんでも構わない」と考えていることが明らかとなっている。
© Eddy Billard
ユネスコが世界規模での＜持続可能な旅行＞＜地域社会の再興＞＜世界遺産の保護＞の促進を掲げる「ユネスコの誓約」は、2019年の発表以降、その規模を拡大。大手ホテルチェーンおよび独立系ホテルが署名・参加し、具体的かつ透明性の高い達成可能な活動に取り組んでいる。
参加ホテルでは、使い捨てプラスチック製品および廃棄物の削減と廃止をはじめ、水やエネルギー資源の節約に努めるとともに、コミュニティとの持続可能な信頼関係の構築に力を尽くしている。
このほど観光業界における環境保護分野の優れた基準である「グリーンキー」を授与するグリーンキーインターナショナルが、エクスペディア・グループと提携し、世界規模での「持続可能な旅行」「地域社会の再興」「世界遺産の保護」を促進を掲げる「ユネスコの誓約」への参加が承認されたことのより、この誓約に新たに加わった宿泊施設の数は世界60ヶ国以上の3,200軒を数え、世界にある9,000軒以上の施設が認定されることとなる。
これらの施設では「ユネスコの誓約」に署名したことを示す認証を取得でき、毎年その達成状況を報告して認証を更新できる。さらにエクスペディア・グループでは、同グループの複数の旅行予約サイト上で認証を示すバッジが掲載されることから、認知向上にもつながるとしている。
UNESCO Sustainable Travel Pledge
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