デルタ航空、4月1日より新たな清潔基準「デルタ・クリーン」を導入
デルタ航空は、2020年4月1日より空港および航空機内の清潔さの新基準となる「デルタ・クリーン」を導入し、徹底した清掃方法を長期的に実施すると発表した。その基準は、利用客と従業員双方の安全を第一に考えるデルタ航空の従業員により設定された。今後導入される主な清掃対策は以下の通り。
<2020年4月1日導入>
- 2月から米国に到着した国際線航空機の消毒に使用している夜間のフォギング(消毒薬を霧状に噴出)を、すべての米国路線の航空機に導入する。
- 夜間清掃時と同じ詳細なチェックリストを使用し、すべてのフライトの出発前にも航空機を清掃。この作業によりトレーテーブル、個人用モニター、肘掛け、シートポケットなど、搭乗客が最も触れる箇所を消毒する。
- 全フライトの出発前に、旅客サービスのスタッフと客室乗務員のリーダーのチームが「デルタクリーン基準」を満たしているかをチェックする。このチームは問題があれば即座に解決することができ、また追加の清掃が必要であれば清掃員を呼び戻す権限が与えられている。
<5月上旬導入>
- デルタ航空の路線内にある航空機すべてに、出発前にフォギング消毒を行う。フォギングに使用される消毒剤は、病院やレストランでに使用されている消毒剤と同じく、吸い込んでも害はない。
なお、デルタ航空では搭乗客に引き続き手指の消毒剤を提供するとともに、空港内にある設備の消毒も実施。ラウンジや休憩室など、従業員が働くスペースでも同レベルの注意を払う、としている。
DELTA Airlines
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