シンガポール航空 持続可能な航空燃料によるフライトを初運航

2022年07月19日 掲載

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今回、チャンギ空港で試験運用が始まったSAFは、1,000トンのNeste社製ニートSAF(混合していない、または希釈していない持続可能な燃料)と、精製されたジェット燃料を混合した航空燃料。初めてチャンギ空港でシンガポール航空およびスクートの出発便に供給された。

これは2021年11月にシンガポールで発表された、SAFの利用促進を目的としたプロジェクトの一環とするもので、SAFの運用と商業的実現可能性、現地施設でのニートSAFの混合、その混合処理後の航空燃料の認証、チャンギ空港への輸送など運用面での検証を行う。このSAFにより、2,500トンの二酸化炭素の排出量削減が見込まれている。



SAF

2022年7月7日 出発便に持続可能な航空燃料を搭載
(画像提供:シンガポール航空)




また、シンガポール民間航空庁、シンガポール航空、およびテマセクは、試験運用の一環として、同社の利用客に対して二酸化炭素排出量の削減のための選択肢を提供することで、SAFの需要喚起、SAF産業の発展支援につなげ、航空業界におけるSAFの導入促進に貢献するとしている。

シンガポール航空では今後、需要と購入しやすさを考慮し、グローバルに高品質なカーボン・クレジットを取引するCIX社と提携をし、「シンガポール航空グループ カーボン・オフセット・プログラム」の一環とするSAFクレジットとカーボン・オフセットを組み合わせたサービスの導入を予定している。その実現により、利用者はSAFクレジットとカーボン・オフセットを組み合わせて購入ができるようになる。

Sustainability at Singapore Airlines

URL

https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/about-us/sustainability/


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