ここがヨーロッパの頂点!「ユングフラウヨッホ」
テンションアップの絶景ポイント「スフィンクス展望台」
「ユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパ」で、アイスパレスと肩を並べ人気なのが標高3571メートルの高さにある「スフィンクス展望台」だ。
ここは1996年に完成したガラス張りの展望台で、眼下におよそ22キロ、最大深度は約900メートルのヨーロッパ最大の「アレッチ氷河」が望める、心拍数もテンションもアップ間違いなしの絶景ポイント。ベルナーアルプス、ヴァレーアルプス、ジュラ山脈などはもちろん、晴れた日にはスイス国境を越え周辺の国々まで見渡せる、まさに夢の展望台である。
駅標高よりさらに108メートル高地にあるこの展望台へは、高速エレベーターでわずか25秒でアクセスが可能。天気が良ければ、バルコニーに出てユングフラウの山頂や大パノラマを、アルプスの空気丸ごと満喫してみたい。その際には、サングラスの着用や防寒、紫外線対策もバッチリお忘れなく!
ギャラリー型の新アトラクション「アルパイン・センセーション」
それが、ユングフラウ鉄道開通100周年記念事業の一つとして、2012年に誕生した「アルパイン・センセーション」である。
「アルパイン・センセーション」は、ユングフラウ鉄道や同地方の歴史を紹介する、長さ約250メートルのギャラリー・アトラクション。展望台とアイスパレスを結ぶルートにあり、ダイナミックな映像とサウンドを駆使した3Dシアタールームをはじめ、展示ホールや動く歩道のギャラリーなど、7ヶ所のポイントがある。
見学ルートは、展望台へのエレベーターがある「スフィンクス・ホール」からスタート。そこで迫りくる3D映像でアルプスを体感したら、大型スノードームや動物をモチーフにした木彫りのオブジェのある第1展示ホールへ。そこからユングフラウの山岳観光の歴史を紹介する、動く歩道のギャラリーが続いている。
次の第2展示ホールは、ユングフラウ鉄道にまつわる歴史を紹介するスペースになっており、この夢のような山岳鉄道を生み出した創業者アドルフ・グイヤー・ツェラーの物語や、壁に工事で命を落とした工夫らの名が刻まれたプレートが埋め込まれたトンネルがある。
そして、最後に登場するのがヨーロッパ最高地点のカルスト洞窟。その先はアイスパレスを通って、駅ホームへと抜けることができる。「ユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパ」の見学ルートは、こちら を参照(資料提供:Jungfraubahnen Management AG)。
天国に一番近いチョコレート店「リンツ・スイスチョコレートヘヴン」
2014年7月16日には、ここに「リンツ・スイスチョコレートヘヴン」がオープン。これを記念して、「リンツ」のブランドアンバサダーでもあるテニス界の最高峰プレーヤー、ロジャー・フェデラー選手が、米国人アルペンスキー選手のリンゼイ・ボンと、氷河の特設コートでテニスマッチを行った。その時の動画が こちら(外部リンク)。
このスイスを代表するチョコレートメーカー「リンツ」のアンテナショップでは、チョコレートの製法や歴史などを学びながら直売所でのショッピングが楽しめ、自分で好きなチョコが詰められる「量り売りコーナー」もある。「ユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパ」へ行ったら、天国に一番近いリンツのチョコレートショップで、ぜひショッピングを楽しんでみたい。
「ユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパ」にはリンツのアンテナショップ以外にも、ユングフラウ鉄道グループがプロデュースするオリジナルグッズや腕時計、衣類、スイスを代表するお土産品などが並ぶスーベニアショップもあるので、こちらの方も忘れずにチェックしておこう!