ドイツ観光局、全てのソーシャルメディア活動を#DiscoverGermanyFromHomeで展開
これは移動制限が解かれ、人々が再び国境を自由に越えられるようになることを見据え、今のうちからドイツへの共感と関心を喚起させることを目的としたもので、本キャンペーンにはドイツ連邦16州の観光局も参画。ドイツ各地の観光の魅力がバーチャルに体験できる。また、キャンペーン投稿には、#staysafe #stayathome #traveltomorrow など、既存のハッシュタグも積極的に併記される。
ドイツ観光局(DZT)のペトラ・へードルファーCEOは「DZTは全世界で30以上のSNSのチャンネルを有し、ユーザーコミュニティに対して関心喚起を行っている。重点コンテンツをSNSで発信するほか、旅行会社やドイツ観光サプライヤーとのB2Bコンタクトにもオンラインツールを活用していく」とコメントしている。
日本語の公式ツイッターアカウント @GermanyTravelJP ではポジティブな反応も
日本向けには、ハッシュタグによる共感キャンペーンは、ツイッターとLINEのタイムラインで実施されている。
4月9日付けで発信されたドレスデンにある<ギネス公認の世界一美しい牛乳屋 Pfund’s Molkerei>の3Dヴァーチャルツアーへの誘導ツイートは早くも7千近い「いいね」を獲得し、外出自粛が続く日本でツイッターコミュニティ・キャンペーンがポジティブに反応していることが窺える。
ドイツ観光局の日本語に対応した公式ツイッターアカウントは @GermanyTravelJP
フォロワーはすでに10万を超え、在日外国政府観光局系アカウントとしては最大のコミュニティを誇っている。
一部のセールス・マーケティング活動は7月以降に延期
なお、現状では2020年上半期の活動再開が厳しいことから、同局ではグローバルキャンペーン<German Summer Cities 2020>をはじめ、各支局による独自のセールス・マーケティング活動を一部例外を除き7月以降に延期とする。
上半期のハイライトである <German Summer Cities> キャンペーンは、すでにコンテンツの準備が完了し、スタートボタンを押すだけの状態となっている。
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