今秋オープンするウィーンの新しい博物館
2014年秋、ウィーンの博物館リストに、以下のような興味深いニューフェイスが加わる。
ウィーン市交通局交通博物館
かつての路面電車博物館を、新たなコンセプトで改修した博物館。ウィーン3区にある文化財保護指定された車庫に、歴史的車両が展示される。また、公共交通機関の歴史が、マルチメディアとシュミレーションによって紹介される。通年見学可能。
Remise – Verkehrsmuseum der Wiener Linien
開館日 | 2014年9月13日 |
---|---|
住所 | Erdbergstraße 109, 1030 Wien |
アクセス | 入口は Ludwig-Koeßler-Platz |
ウェブサイト |
中央墓地葬儀博物館
葬儀博物館が移転し、2014年10月20日に中央墓地・葬儀博物館としてオープンする。300平方メートルにおよぶ展示フロアには、葬儀・埋葬などに関する数百点の展示品が並び、1900年前後のいわゆる「世紀末ウィーン」と「美しき屍」を焦点に、ウィーン独自の死生観も紹介される。
Bestattungsmuseum am Wiener Zentralfriedhof
開館日 | 2014年10月20日 |
---|---|
住所 | Simmeringer Hauptstraße 234, 1110 Wien |
アクセス | 中央墓地第2門、安置ホール2の階下 |
ウェブサイト |
メトロ映画文化博物館
2014年10月開館予定のメトロ映画文化博物館に2つの階が加わり、展示フロアの総面積1800平方メートルに拡大。
同館はオーストリア・フィルムアーカイブが運営するオーディオビジュアル・ライブラリーで、デジタルモニターによる個別鑑賞席と上映ホールに加え、ほぼ500平方メートルの展示スペースがある。オープニングプログラムには、映画の発明から初期の映画史プレゼンテーションと、第一次大戦のフィルム上映が予定されている。
Metro Kinokulturhaus
開館日 | 2014年秋 |
---|---|
住所 | Johannesgasse 4, 1010 Wien |
ウェブサイト |