リガ・オペラフェスティバル
1998年に始まり、北ヨーロッパでも壮大なスケールを誇るフェスティバルと成長した「リガ・オペラフェスティバル」。同イベントは、ラトビア国立オペラ座で最高のパフォーマンスが披露できるチャンスであると同時に、歌手たちの力量が試される場ともなっている。今日では、開催を待ちわびるラトビア国内外のオペラファンも多い。
今年のオペラフェスティバルでは、豪華絢爛で燃えるようなプッチーニ作品を上演。処女作『妖精ヴィッリ』から、気まぐれな女性の悲劇を描いた『マノン・レスコー』まで幅広くカバーし、ユーモアあふれる『ジャンニ・スキッキ』や、心にしみる『ラ・ボエーム』、東洋の『マダム・バタフライ』、そして情熱的な『トスカ』、そしてプッチーニの最も美しい作品と言われる『アリア』にも注目したい。
また、リガでは現在「リガ・フェスティバル」も開催されている。このイベントにも世界各地からミュージシャンや著名人たちが参加。ラトビアで今最も輝いているアーティスト達による演奏が響き渡るミュージック・フェスティバルである。
毎年その規模は拡大傾向にあり、リガ大聖堂、国立オペラ座、大ギルドホール、スピーケリコンサートホール、マナーハウスや邸宅といった歴史的な建造物で、多彩なコンサートが催される。期間中は、旧市街のレストランやカフェにいても食事をしながら音楽が楽しめるだろう。こちらの「リガ・フェスティバル」は、6月20日まで開催されている。
Rīgas Operas festivāls 2015
開催日 |
2015年6月5~18日 |
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会場 |
ラトビア国立オペラ座 |
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