今秋、リエパーヤに新コンサートホールがオープン
ラトビア西部に位置するリエパーヤは、「音楽の街」として知られる海岸都市。ラトビアのロック発祥の地とも言われ、夏には有名な音楽フェスティバルがいくつも開催され、音楽に関するモニュメントも街中にはロックカフェが多数点在。歩いているだけでも音楽が感じられる。
そんなリエパーヤに2015年10月、新しいコンサートホール「Lielais Dzintars」がオープンする。ラトビア語で「巨大な琥珀」を意味する、美しい曲線が印象的なホールは、滑らかなガラス張りのファサードを持つ斬新な造り。夕暮れに輝く建物の外観は、嵐の後の海岸にきらきらと顔を出す琥珀、ラトビア特産の風味豊かなハチミツを思い起こさせる。
設計を手がけたのは、オーストリアの建築家のフォルカー・ギーンケ氏(Volker Giencke)。彼の独創的な強いデザインは、世界的にも評価が高い。音響効果も抜群で、総面積14,600平方メートルの8階建ての建物は、コンサートだけでなく様々な用途での利用が可能。団体向けのイベント、祝宴、会議、講義など、その用途に限りはない。
この新しいホールの幕開けを祝し、クラッシックからジャズまで国内外の著名なアーティストによるパフォーマンスが、約1ヶ月半に渡って繰り広げられる。海辺の美しいコンサートホールで、心地よい音色を是非お楽しみ頂きたい。
Liepājas koncertzāli „Lielais Dzintars”
ウェブサイト |
---|
(写真はイメージです)
関連記事
- None Found