ラトビアに冬の終わりを告げる「メテニ祭」
古くからラトビアに伝わる「メテニ祭」とは、冬の終わりを告げ、春の訪れの祝い準備を始めるお祭りだ。かつては冬最後の仮面行列が行われ、歌を歌ったり、踊ったり、遠くに住んでいる友人や親戚たちまでを呼び集め、ソリを楽しんだり、豊穣になるための自慢話をしたりしながらにぎやかに過ごした。
このメテニ祭は今でも人気があり、お祭りでは仮面をかぶって邪気払いをしたり、「幸せのボタン」探しという遊びや、お祭りに欠かせない伝統食のお粥を作り、皆で一緒に食す。
寒く澄んだ空気の中で春を感じられるこの日は、農家にとって変わり目の風習。トビア民族野外博物館で行われるメテニ祭には、誰でも参加することができる。
Svētki Meteņi
開催日 |
2016年2月21日 |
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時間 |
12:00~16:00 |
場所 |
ラトビア民俗野外博物館 |
(動画はイメージです)
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