2023年タリン旧市街クリスマスマーケットの開催日が決定 !!
クリスマスシーズンは、エストニアの人々にとって一年の中でも大切なイベント。その起源は、冬至の頃に行われていた古代の異教徒のお祭りにまで遡り、クリスマスマーケットは冬の間、街の中心となり、人々の出会いの場ともなる歴史的なもので、今日でも地元の人たちと一緒にシーズンならではの雰囲気が楽しめる。
マーケットに立つのは、贅沢な毛皮や繊細なニットの靴下やミトン、木製の装飾品など。この時期にしか入手できない、地元の職人による手作りのクリスマスプレゼントを買い求めることもできる。また、ブラッドソーセージ（血のソーセージ）、ジンジャーブレッド・クッキー、ホット・モルド・ワインなどは、クリスマスシーズンならではの味覚でもある。
タリン旧市街のクリスマスマーケット
今年は、タリン旧市街のクリスマスマーケットは、2023年12月1日から2024年1月7日まで開催。マーケットは例年通り、タリンの旧市庁舎広場（ラエコヤ広場）に立つ。
その主役は、クリスマスマーケットの真ん中に聳える、何千個ものライトで飾りつけられた巨大なツリー。その起源は1441年にまで遡り、リヴォニアの商人組合「ブラザーフッド・オブ・ザ・ブラックヘッズ」によって持ち込まれたと伝えられている。これが事実であれば、タリンのクリスマスツリーは、ヨーロッパで最初に広場に立てられたツリーとなる。また、この広場のツリーは、毎年コンテストで選ばれたエストニアで最も美しいトウヒが運び込まれている。
飾り終えたクリスマスツリーの枝と葉は近年、サーレマー島生まれのトニックソーダの原材料としても使われている。これは主にヨーロッパモミの木、トウヒ、セイヨウネズが材料で、エストニアらしい味わい。もちろん、サステナブルにも貢献している。
2019年に「ヨーロッパのベスト・クリスマスマーケット」に選ばれたタリンのクリスマスマーケット。開催期間中は、今年の冬もタリンの旧市街全体がクリスマスのお祝いムードに包まれる。
Tallinna Jõuluturg 2023
開催期間 |
2023年12月1日〜2024年1月7日 |
|---|---|
場所 |
タリン旧市庁舎広場（ラエコヤ広場） |
URL |
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