ラトビアでバレエ「くるみ割り人形」を楽しむ
リガにあるラトビア国立オペラ座で開かれる演目の中でも、毎年クリスマスのシーズンに人気が高いのが、日本でもお馴染みの「くるみ割り人形」(ラトビア語では「Riekstkodis」)だ 。
舞台セットと衣装デザイナーを手がけるのは、ロシア人アーティスト(フランス在住)のアレクサンダー・ワシリエフと、有名なラトビア人振付師のアイヴァルス・レイマニス。
ワシリエフによると、この作品では180もの特別衣装が製作され、一部の素材はフランスから持ち込まれた物だが、そのほとんどはラトビアで調達されるという。また、バレエに使用するクリスマスツリーも同様、19世紀に製作されたオーナメントだけを使い装飾を施すという。
物語の舞台は19世紀のリガ。クリスマス・イヴの晩に少女マリアが、怪しげなドロッセルマイヤーから美しいくるみ割り人形をプレゼントとして受け取る。その夜、クリスマスツリーの下のおもちゃの兵隊が動きだし、部屋中に押し寄せてきたハツカネズミの大群よって侵略されながら、事態は予期せぬ事態に展開する。そして、くるみ割り人形は素敵な王子様に変身すると、少女マリアをおとぎ話の国に連れて行く。
チャイコフスキーは日本でもお馴染みの演目。このシーズンにラトビアを訪れるるなら、ラトビアバレエを楽しんでみてはいかがだろうか。
Latvijas Nacionālā Opera
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(写真はイメージです)
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