ウィーンとプラハを拠点に古都を巡る鉄道の旅

更新日: 2017年02月10日

情報提供:レイルヨーロッパ ジャパン

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今回レイルヨーロッパジャパンがお勧めするのは、中欧の人気都市ウィーンとプラハを拠点に古都や村を巡る8日間の鉄道の旅。使用する鉄道パスは、オーストリアとチェコで有効なユーレイルパスで、ウィーン滞在中には隣国スロヴァキアの首都ブラチスラバを日帰りで訪れる。


St. Stephan Cathedral

ハプスブルク家の都として栄えたウィーン
(画像:© Österreich Werbung, Photographer: Wiesenhofer)



また、ウィーンからプラハへは高速列車レイルジェット(RJ)を利用。プラハを拠点に、ビールの町プルゼニと国民的絵本画家ヨゼフ・ラダの故郷フルシッツェ村を列車で訪れる。リージョナルエクスプレスや普通列車に乗ることで、地元の人々の生活が垣間見られるはずだ。

なお、この旅で利用するユーレイル オーストリア-チェコ共和国パスは2017年から、料金がL(Low)カテゴリーに変更となり、2016年よりもお得になるのも嬉しいポイントである。


REに乗ってウィーンからブラチスラヴァへ

旅の始まりはウィーン。中欧の玄関口でもあるウィーン国際空港から市街地へは、リムジンバスやシティエアポートトレイン(CAT)、近郊列車のSバーンなどでアクセスできる。

宮廷文化が息づくオーストリア。ウィーンはかつて、ハプスブルク家の都として栄えた。「シュテファン大聖堂」「王宮」「旧城壁跡」「国立オペラ劇場」「美術史博物館」や「自然史博物館」などの主な見どころは、旧市街に集中している。また、バロック様式建築の傑作と謳われる「シェーンブルン宮殿」や、現在はギャラリーになっている「ベルヴェデーレ宮殿」も見逃せない。


Belvedere

現在はギャラリーになっている「ベルヴェデーレ宮殿」 当編集部撮影



ウィーンでは、モーツァルトやベートーヴェンといった偉大なる音楽家の足跡を訪ねてみるのも面白い。マリアヒルファー通りやノイバウガッセ通りでは、そぞろ歩きしながらショッピングも楽しめる。

3日目は、ウィーン中央駅からリージョナルエクスプレス(RE/約1時間6分所要)で、隣国スロヴァキアの首都ブラチスラヴァへ。ブラチスラヴァ中央駅から南へ20分ほど歩くと、城壁に囲まれた旧市街へたどり着く。

14世紀に建てられたという「ミハエル門」から「フラヴネー広場」へ。「旧市庁舎(現座歴史博物館)」やカフェなどが並ぶ。また、ミハエル門の塔ある「武器博物館」からは、旧市街が一望できる。さらに「聖マルティン教会」や、その側にある「ブラチスラヴァ城」も見どころ。城内の歴史博物館には入場でき、城のある高台からも旧市街や対岸が一望できる。


Bratislava castle

ブラチスラヴァ城 (画像提供:駐日スロバキア共和国大使館)



ウィーン~プラハ間は高速列車レイルジェットに乗車

翌日は、チェコ・プラハへと移動。ウィーン中央駅からオーストリア連邦鉄道が運行する高速列車レイルジェット(RJ)に乗り、およそ3時間56分でプラハ中央駅(プラハ本駅)に到着する。

レイルジェットの最高時速は230キロで、ブダペスト~ウィーン~ザルツブルク~ミュンヘン線と、ウィーン~ザルツブルク~インスブルック~チューリヒ線などが運行されている。連結された食堂車の他にも、軽食やスナック、ドリンク類を販売するバー/ビュフェ車両もある。車内では、Wi-Fiも提供されている。


Prague

世界遺産の街プラハ(画像提供:Prague City Tourism)



かつて「フランツ・ヨーゼフ皇帝駅」と呼ばれていたプラハ中央駅。ファーストフード店やスーパーマーケット、ショップなどが営業し、地下鉄C線のプラハ中央駅にも直結している。駅を利用する際に構内の3階を覗くと、この駅がフランツ・ヨーゼフ皇帝駅と呼ばれていた時代の雰囲気が感じられる。アールヌーボー様式の豪華で優美なドーム天井に、圧倒されることだろう。このフロアにあるカフェにも、ぜひ立ち寄ってみたい。

世界遺産にも登録されるプラハ歴史地区は、「ティーン教会」をはじめ「旧市庁舎」や「天文時計」などの見どころが満載。「カレル橋」を渡り「プラハ城」へ。小さな家が並ぶ「黄金小道」は、かつて番兵の住居だった場所で、20世紀初頭には作家のフランツ・カフカが暮らした家も残されている。


Plzen

古都プルゼニ (画像提供:チェコ政府観光局)



5日目はプラハ中央駅からユーロシティ(EC/約1時間36分所要)で、古都プルゼニへ。公園に囲まれた旧市街は、中央駅から徒歩10分ほどの場所にある。「共和国広場」を中心に散策を楽しんでみよう。「市庁舎」や塔が聳える「聖バルトロミュイ教会」、さらに「地下道博物館」といったポイントがある。

中世からビールを醸造していたプルゼニはまた、ビール生産地として世界的にも知られ、淡い色をしたピルスナービールの発祥の地でもある。ビール好きには「ビール醸造博物館」もおすすめである。本場のピルスナービールを味わったら、プラハへ戻ろう。


ローカル列車で絵本画家ラダの村へ

翌日は、チェコを代表する絵本画家ヨゼフ・ラダ(1887~1957)の故郷、フルシッツェ村へ。多くの動物が登場するラダの絵はどれもコミカルで、風刺の効いた作風が特徴で、今も人気の画家である。

プラハ中央駅から普通列車で約40分すると、ミロショヴィツェ・ウ・プラヒ駅に到着する。フルシッツェ村は、駅から長閑な田舎路を30~40分歩いた場所にある。
春から秋にかけては、緑豊かな田舎の風景を楽しみながら、心地よい散歩が楽しめる。

ラダの別荘を改装した「ヨゼフ・ラダとその娘アレナの記念館」ではイラストや絵本の他、ラダが使っていたという道具なども展示されている。記念館のウェブサイトによると月と火曜が休館で、英語、ドイツ語、日本語に対応した約30分のガイドツアーも催行されているようだ。また、レストランなど建物の外壁に描かれたラダの絵や看板を探しつつ、フルシッツェ村の散策も楽しめる。


旅程 (提供:Rail Europe Japan)

スケジュール

宿泊都市

1日目

 日本から、空路ウィーンへ
 着後、ウィーン市内のホテルへと移動

ウィーン泊

2日目

 終日、ウィーン市内散策。

ウィーン泊

3日目

 朝、ウィーン中央駅からREでブラチスラバ中央駅へ(約1時間6分)
 ブラチスラバ市内散策

ウィーン泊

4日目

 朝、ウィーン中央駅からRJでプラハ中央駅へ(約3時間56分)
 その後、プラハ歴史地区を散策

プラハ泊

5日目

 朝、プラハ中央駅からECでプルゼニ駅へ(約1時間36分)
 プルゼニ散策

プラハ泊

6日目

 朝、プラハ中央駅から普通列車でミロショヴィツェ・ウ・プラヒ駅へ移動(約41分)
 徒歩でフルシッツェ村へ

プラハ泊

7日目

 プラハから、欧州内の都市を経由して帰国の途へ

機内泊

8日目

 日本着

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Rail Europe Japan

ウェブサイト

http://www.raileurope.jp

(写真はイメージです)

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