ワーグナー生誕200年とドレスデン
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世界屈指のオペラハウス「ゼンパー・オーパー」
2013年は、偉大な作曲家リヒャルト・ワーグナーの生誕200年に当たる。
これを受けバイロイト、ライプツィヒ、ミュンヘン、ドレスデン、ニュルンベルクといったワーグナーゆかりの町では、大きな音楽関連イベントが予定されている。
その中の一つドレスデンは、ワーグナーが幼少年時代を過ごした町。聖十字架教会付属学校に通い、後にザクセン宮廷楽長を務めた。1848年にはドレスデンで起きた5月革命に加わった。1842年にはゼンパー・オーパーでオペラ「リエンツィ」、「さまよえるオランダ人」、「タンホイザー」が初演された。また、ワーグナーはフラウエン教会100周年に「使徒の愛餐会」を作曲し、1200人の合唱団を入れて初演を行った。1841年にワーグナーが休暇を過ごした郊外のグラウパ村には、旧東ドイツで唯一のワーグナー博物館がある。
(写真はイメージです)
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