ドイツ観光局のデータバンクに「バリアフリーの旅」が登場
「Tourism for All (=みんなの旅)」は、連邦経済・エネルギー省とドイツ観光セミナー(DSFT)がスポンサーとなり、「ドイツみんなの観光業 (NatKo)」に関連する協会連合会と観光業者が協力し、数年間にわたり練り上げた知識に基づき発足したプロジェクト。ドイツ観光局を筆頭とする多くの組織とのパートナーシップで培われた本プロジェクトにより完成した、ドイツ全土を網羅するバリアフリーランキングである。
このデータバンクを通じ、バリアフリーサービスを提供する観光業者のサービス内容とレベルが可視化されることとなった。業者の評価とデータバンクへの登録情報は、専門研修を受けた担当者がまとめ、明確で公正な品質基準に基づいて審査を実施。バリアフリーの審査を受けた施設の詳細は誰でも閲覧でき、これにより情報の透明性と信頼性が担保された形となっている。
データバンクに登録されているサービスは、カテゴリー別に「宿泊施設」「飲食施設」「チェックイン・チェックアウト」「名所旧跡」「日帰りツアー」「ショッピング」に分類され、データバンクから直接「バリアフリー検査済」という認定マークを付与された目的地の概要や、周辺の観光地、バカンスに関するインスピレーションを与えてくれる各施設にもアクセスできる。また、このデータバンクでは、キーワードを入力すると画面上のインタラクティブな地図が機能し、手作りの旅が組み立てられるようになっている。
Tourism for All
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