空間使いにも哲学が感じられるドイツの博物館
ICEなどの車内にも言えることですが、ドイツでは空間の使い方にも哲学が感じられます。
聞くところによると、ドイツでは「隙間」とか「(空気などの)通り抜け」を気にする人が多く、寒い冬でも窓をよく開放したり、棚に本や物を並べる時もギューギューに詰め込まず、ところどころに遊びのスペースを作ったりするそうです。
博物館も然りで、ドイツの博物館を訪れると空間を贅沢使っている印象があります。もちろん、広いスペースが確保されているというのも一つの要因ではあるのですが、その空間の中にひとたび足を踏み込むと、展示物からとはまた違った知や美が伝わってきます。
写真はライプツィヒにあるグラッシ・ミュージアムの一角。ドイツ旅行の際には、ぜひ博物館でドイツの空間哲学と美学も感じてみて下さいね。(取材協力:ドイツ観光局/ライプツィヒ観光局/レイルヨーロッパ・ジャパン)
(写真はイメージです)
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