ドイツの世界遺産、リューベック
現在38の世界遺産があるドイツ。中でも都市全体が文化遺産となっている町が、ドイツの強みでもある。その皮切りとなったのが、1987年にドイツのみならず北ヨーロッパにおいて初めて都市全体が文化遺産になったリューベックだ。
リューベックは、「ハンザの女王」と呼ばれた商業で栄えたバルト海の独立自由都市。島の上に旧市街あり、産業革命以前、特に中世の都市景観がよく残されているのが特徴。ゴシック様式最盛期の建造物が多く、レンガ造りの似通った破風の家が並ぶ。
また、島の西側は商館や裕福な商人の家、東側は職人が多くみられ、町を歩いていると、そこが22万もの人口をかかけるバルト海中心都市とは思えない別世界が広がる。
また、リューベックはトーマス・マン、ヴィリー・ブラント、そしてギュンター・グラスの3人のノーベル賞受賞者を輩出した町。市内には、それぞれの記念館もあるので、観光の合間にリューベックで発明されたマジパンと、ボルドーの赤葡萄酒ロートシュポンポンのコンビで休憩をとるのも良いだろう。リューベックは、ハンブルクから鉄道で40分でアクセスできる。
Tourismus-Agentur Schleswig-Holstein
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(写真はイメージです)
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