新たなドイツの世界遺産 エアフルトの「中世ユダヤ人関連遺跡」
エアフルトは、東西ドイツを結ぶ観光街道「ゲーテ街道」沿いあるチューリンゲン州の州都。この町は、ゲーテがはじめてナポレオンに謁見した町として知られている。
今回、ドイツの52番目の世界遺産として登録されたのは、そのエアフルトにある「中世ユダヤ人関連遺跡」。ユダヤの財宝が眠る旧シナゴーグ(礼拝堂)は中央ヨーロッパ最古といわれ、またミクワー(沐浴施設)、世俗の石造りの家は、交易で栄えた中世エアフルトのユダヤ人共同体の様子を、今に伝えている。
エアフルトの近くには「ヴァルトブルク城」「ワイマール」「ハイニッヒ国立公園」などの世界遺産が連なり、ドイツ最大級の旧市街もエアフルトの魅力となっている。
取材記事: 鉄道で巡るゲーテ街道
ゲーテがナポレオンに謁見したエアフルト(1)
ゲーテがナポレオンに謁見したエアフルト(2)
- 修道士ルターを生み出したエアフルト/東西交易の商人が行き交ったクレーマー橋
- ゲーテとナポレオン/ユダヤの財宝が眠る中央ヨーロッパ最古のシナゴーグ
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