ドイツ観光局がオンラインセミナー「ウェビナー」を開始! 第1弾では「音楽の国ドイツ」にフォーカス

2019年07月18日 掲載

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ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)が推進するデジタル化政策「Industry 4.0」の指針の下、フランクフルト・アム・マインに本部を置くドイツ観光局は、2016年末をもって印刷物による観光情報の提供を廃止し、同局のウェブサイト、メールマガジン、ソーシャルメディアなどのデジタル媒体に切り替えた情報提供を行っている。

また、2017年からはインフルエンサーとコラボレーションしたソーシャルメディア活動や、OTAでのコンテント・マーケティングをはじめとするデジタル・マーケティング活動を強化し、消費者向けのリアルイベントや旅行業界&メディア向けのイベントにもVRやARなどのデジタル・エンターテイメントを導入し、アナログ媒体では成しえない形で「観光の国ドイツへ」の関心喚起を目指している。


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7月18日に行われた第1回ウェビナーの様子 © ドイツ観光局



観光セミナーのオンライン化には、これまで首都圏が中心となっていたアナログ式セミナーに物理的に参加できずにいた旅行業界関係者に、ドイツ観光のトレンドや新たな企画提案が届けられるほか、参加者の移動にかかる時間や交通費の負担の解消、さらに動画をアーカイブすることで、後日何度でも視聴できるといったメリットも多い。

当面の間、ウェビナーはドイツ観光局が単体で行うセールスコールの延長線にある「企画提案型セミナー」のみ実施。ドイツ本国からのサプライヤー来日に伴うセミナーやワークショップは、引き続き東京でのみアナログ形式で開催され、その様子はドイツ観光局の公式ツイッターを通じたライブストリームで配信される。過去に東京会場のみで実施された観光セミナーは、2019年4月以降、3本がライブストリームで配信・公開されている。


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第1回ウェビナーのテーマは「音楽の国ドイツ」 © ドイツ観光局



ドイツ観光局東京支局が実施する「ウェビナー」の第1弾は、2020年の観光テーマである「ベートーヴェン生誕250年」に絡め「音楽の国ドイツ」にフォーカス。第1回目が7月18日に実施され、8月13日まで同一のテーマで計5回行われる。

このウェビナーに参加するには事前の申し込みが必要となり、後日ドイツ観光局から案内されるURLをクリックしてYouTube上で視聴する。今後のセミナーへの参加希望、および視聴に関する詳細は、ドイツ観光局マネージャー・マーケティング&セールスの高尾舞弓氏まで。


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