新たなドイツの世界遺産 エアフルトの「中世ユダヤ人関連遺跡」

2023年10月17日 掲載

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エアフルトは、東西ドイツを結ぶ観光街道「ゲーテ街道」沿いあるチューリンゲン州の州都。この町は、ゲーテがはじめてナポレオンに謁見した町として知られている。



Erfurt Synagoge

「中世ユダヤ人関連遺跡」として世界遺産に登録されたエアフルトの旧シナゴーグ
(当編集部:撮影)




今回、ドイツの52番目の世界遺産として登録されたのは、そのエアフルトにある「中世ユダヤ人関連遺跡」。ユダヤの財宝が眠る旧シナゴーグ(礼拝堂)は中央ヨーロッパ最古といわれ、またミクワー(沐浴施設)、世俗の石造りの家は、交易で栄えた中世エアフルトのユダヤ人共同体の様子を、今に伝えている。

エアフルトの近くには「ヴァルトブルク城」「ワイマール」「ハイニッヒ国立公園」などの世界遺産が連なり、ドイツ最大級の旧市街もエアフルトの魅力となっている。



取材記事: 鉄道で巡るゲーテ街道
      ゲーテがナポレオンに謁見したエアフルト(1)
      ゲーテがナポレオンに謁見したエアフルト(2)
       - 修道士ルターを生み出したエアフルト/東西交易の商人が行き交ったクレーマー橋
       - ゲーテとナポレオン/ユダヤの財宝が眠る中央ヨーロッパ最古のシナゴーグ

情報提供:ドイツ観光局


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