フィンランドのトップシェフによる極上のシグネチャーメニューを堪能する!
日本路線の機内には、日本人の客室乗務員を配置しているフィンエアー。とはいえ、まるでムーミンパパやママのように優しく接するフィンランド人乗務員からも、物静かで飾り気のないフィンランドという国の温もりが伝わってきて、ほっこりとした気分にしてくれる。そんな和やかな雰囲気が漂う機内では、フィンランドのトップシェフによるシグネチャーメニューが、豊富なドリンクメニューとともに楽しめる。
ビジネスクラスでは、ビジネスでの利用客でもレジャーでの利用客でも満足できる様々な食事が用意されている。
まずはアミューズを頂きながら、「イッタラ」のグラスで供された食前酒で喉を潤す。行きの便ではシャンパンを、帰国便ではフィンエアーのシグネーチャーカクテル「Blue Sky」を頂いた。後者は、フィンランドの特産であるブルーベリーのリキュールをシャンパンで割ったドリンクである。
1回目の食事は、前菜は2品、メインコースは3品、食後はチーズプレートもしくはデザート2種から選べるようになっている。
行きの便では前菜に「ポテトと西洋葱のクリームスープ」、メインには「トマトクリームソースのリングイネ」、食後はカマンベール・スティルトンブルー・コムテの3種チーズ盛りを、ワインリストにあったポートワインと一緒に味わったのだが、「もし、まだ召し上がれそうなら…」とのお声がけを受け、デザートに抹茶アイスを頂き、さらにオーストリア産のアイスヴァイン片手に食事の余韻を楽しんだ。
一方、目的地に到着する90分前に提供される2回目の食事は、和食か洋食かが選べるものの、あらかじめ1枚のトレイにセットされた状態で提供される。そうしたビジネスクラスの機内食で使用されているテーブルウェアなどは、すべて航空機で利用するために特別に作られた軽量の磁器が使用されている。
一昔前に「フィンエアーの食事はイマイチな上、量も少ない」と小耳に挟んだことがあったのだが、今やそれは遠い昔の話。当初パスタの味はあまり期待していなかったのだが、これが目から鱗の美味しさ。この日はどれも満足のいくものだった、ということを付け加えておこう。
エコノミーで予約済みだけど、やっぱりビジネスに乗ってみたい! そんな時は…
さて、こちらの記事をご覧になって、フィンエアーのビジネスクラスを利用してみたくなったという方に朗報。
すでにエコノミークラスで予約済みという方でも、もしビジネスクラスに空席があれば、フィンエアープラスの特典ポイントや直前割引を利用して、ビジネスにアップグレードするチャンスがある。
このチャンスが生まれるのは、出発日の4日前から2時間前までで、長距離便およびヨーロッパ便の両方で利用ができる。ただし、座席に限りがあるので要注意。
アップグレードの方法
フィンエアーでは、長距離便もしくはヨーロッパ便のアップグレードオファーを、EメールまたはSMSで知らせるサービスも行っているので、うっかり忘れてしまいそうという方は、そちらを利用してみはいかがだろうか。
本サービスに関する詳細は、フィンエアーのウェブサイトにてご確認を!
フィンエアー |
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