編集部便り
プレチェニクと3つの橋
昨日の東日本大震災から1年となりました。被災された方々、またご遺族の皆様には改めて心よりお見舞いを申し上ると同時に、1日も早い復興を願いつつ支援させて頂きたいと思います。
さて、本日スロヴェニアの特集記事をアップ致しました。今回からはスロヴェニアの首都、リュブリャナをご紹介していきます。
リュブリャナの中心部にはリュブリャニツァ川という名前の川が流れていて、そこには旧市街と新市街を結ぶ橋がいくつか架けられています。
そこで、今回はスロヴェニア人建築家兼シビル・アーキテクトのプレチェニクがかかわった、リュブリャニツァ川に架かる3つの橋にスポットをあてています。中にはガイドブックにはまだほとんど紹介されていない、リュブリャナの新たな名所(?!)も含まれていますのでぜひご一読下さい。
小さな大国、スロヴェニア
春が近づくに連れて雨の日も増え、寒暖差も増してきていますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
中にはすでにスギ花粉でご苦労なさっている方も多いかと思いますが、体調不良でお悩みの方はどうぞお体を大事になさって下さいね。
さて、昨年の秋に取材したスロヴェニアの特集記事を、今週からスタートしました。
ヨーロッパの中央に位置するスロヴェニアは、日本の四国ほどの面積に200万人が暮らすかわいらしい国です。とはいうものの、北はユリアン・アルプス、南はアドリア海の豊かな自然に育まれたこの国の文化は実に多彩で、ハイキングなどのアクティビティはもちろん、グルメやスパなど、一つの国にいながら様々なスタイルの旅を楽しむことができます。また、その穏やかな国民性もあいまって、近年では日本人ツーリストの間でも注目のディスティネーションとなっています。
第1回目はそのプロローグとして、スロヴェニアの歴史や文化を紹介しています。以下のリンクからご覧頂けますので、もしよろしければ是非ご一読下さい。
なお、皆さまにスロヴェニアの魅力をじっくりと多くお伝えできればと思い、記事は連載形式で随時アップしていく予定ですので、どうぞよろしくお願い致します。
追記:取材の際には、スロヴェニア政府観光局とトルコ航空にご協力を頂きました。関係者の皆さま、ありがとうございました。
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
新しい年が平穏で、皆さまにとって幸福な一年となりますよう心よりお祈りしております。
本年も「旅コム」を、どうぞよろしくお願い致します。
プレゼントがいっぱい♪ デンマーク大使館の「Jule Kalender」
昨年の好評を受け、デンマーク大使館では今年もクリスマス・カウントダウン・イベントを行うことになりました。
12月1日から24日までの毎日、特設ウェブサイトおよびデンマーク大使館がファサードに設置する巨大カレンダーから、クリスマスプレゼントへの応募サイトが登場します。
今年もデンマーク関連企業より素敵なプレゼントが登場する予定とのこと。皆さんも是非、このカウントダウン・イベントにご参加下さい (*’ー’*)♪
宗教改革記念日に訪れたい、ルターゆかりの地
11月1日はヨーロッパの祝日「諸聖人の日」。その前日の10月31日は、日本でもハロウィーンを祝う日として知られていますが、実はマルティン・ルターが宗教改革を行った日でもあります。そのため、ルターが生まれたドイツ・ザクセン州を中心とするドイツ各地では、ハロウィーンのお祝いと同時に、これを記念したミサが行われます。
マルティン・ルターは、ラテン語学生時代だった1498年から1501年まで、アイゼナハにある木組みの家に住み、聖ゲオルグ教会の聖歌隊で歌っていました。その家は現在、「ルターハウス」と呼ばれ、一般に公開されています。
それともう一つ、アイゼナハにはルターゆかりの場所が残されています。
それが世界遺産に登録されているヴァルトブルク城です。カトリックに疑問を抱いたルターは聖職者の金満的生活を弾劾。宗教論争を行った結果、破門されこの城に身を寄せることとなりました。ヴァルトブルク城には、ルターが聖書をドイツ語に翻訳した小部屋が今も残されています。
トルコ大地震の影響について
去る10月23日にトルコ東部を襲ったマグニチュード7.2の大地震で、イランと隣接するワン県では大きな被害が報告されていますが、見どころが集中しているイスタンブールなどトルコ西南部での観光については全く影響はでていません。
昨日、イスタンブールを経由してスロヴェニアから帰国しましたが、アタテュルク国際空港も平常通りの機能し、フライトも運航しています。上空からもイスタンブールでの建物の倒壊などは、いっさい確認できませんでした。
震災による風評被害により日本の観光も大きな打撃を受けていますが、その痛みを知る日本の皆さまならきっとご理解頂けることでしょう。こんな時だからこそトルコを訪れて、トルコの人々を励まして頂けたら嬉しいです。
スロヴェニアで発見!おもしろ販売機
世界には色々な販売機がありますが、リュブリャーナでも一つ面白い販売機を発見しました。
それは牛乳の販売機。本当にこんなところに買いに来る人間がいるのかと思ったら、夜なのにお兄さんが一人ボトルを持ってやってきました。
この販売機は衛生面から認可された特定の牧場だけが持つことができるらしく、毎日絞りたての新鮮なミルクが補充されます。
とはいっても、殺菌処理がされていない牛乳が直接飲めないのは日本もスロヴェニアも同じ。ですので、煮沸して殺菌する必要があります。
販売機の横には空の容器も販売されているので、手ぶらで行っても500mlから必要な分量を購入することができます。どうしても飲んでみたいという人は、ホテルのスタッフに煮沸をお願いすると良いでしょう。
販売機はリュブリャーナの中心部、市場付近の広場に設置されています。
スロヴェニアの“魔法の水”
今日のスロヴェニアは雨。訪れたボヒン湖は大雨で湖の水位が上がり、ボート乗り場も水没。幸い洪水などの被害はありませんが、そのため予定の変更を余儀なくされました。
ところで、今日は地元の人に教えてもらったスロヴェニアの魔法の水をご紹介しましょう。
その名は「ドナット(Donat)」。これはスーパーでも普通に買うことができるミネラルウォーターなのですが、日本で有名な「コントレックス」を上回る超硬水でこれが便秘によく効くというのです。
農業が盛んなスロヴェニアでは、力仕事に備えて体力が蓄えられる肉料理がたくさん食べられるのですが、もしスロヴェニア旅行中にお通じが悪くなってしまったという方がいらっしゃったら是非お試し下さい。スーパーで買うと0.65ユーロ程度で購入できます。
リュブリャーナの街角で・・・
現在取材のためスロヴェニアを訪れています。
この写真は首都のリュブリャーナで見かけたひとコマ。自転車に乗って信号待ちをしていた男性のうしろには子供を乗せた車。まるでカルガモの親子のよう(^^)
こんなベビーカーがあったら、日本のイクメンたちもきっとテンション上がっちゃいますよね♪