編集部便り
「Music is GREAT ビートルズ来日50周年記念ツーリズムレセプション」開催
1966年に伝説のロックバンドの「ビートルズ」が来日してから、今年でちょうど50年周年に当たります。これを受け27日、東京千代田区にある駐日英国大使公邸で、「Music is GREAT ビートルズ来日50周年記念ツーリズムレセプション」が行われました。英国政府観光庁主催による本イベントには、旅行業界関係者を中心およそ130名が集いました。
今回のイベントには、ビートルズの故郷リヴァプールの観光施設関係者とともに、ジョン・レノンの妹で、著書『ジョン・レノン、マイ・ブラザー』の筆者でもあるジュリア・ベアードさんも来日。トークショーでは、ジュリアさんが愛する故郷リヴァプールの魅力と合わせ、レノン家の様子や、兄との想い出などもお話して下さいました。
北西イタリアの王都 「トリノを訪れるべき10の理由」 とは?
当サイトでも何度かご紹介をしておりましたが、日伊国交樹立150周年を受けて在日イタリア商工会議所が先月末、六本木ヒルズで(東京都港区)で開催した「イタリア・アモーレ・ミオ!」。これに先立ち、同イベントに出展したトリノ市の記者会見が行われました。
この記者会見では、トリノ市役所のルイーザ・ピアッツァ氏と、トリノ観光局のアレッサンドラ・トルメーナ氏、そして応援に駆け付けたジョルジオアルマーニジャパンのCOOであるフランチェスコ・フォルミコーニ氏の3名が登壇しました。
今回はその中から、トリノ観光局からの発表を中心に少しだけ古都トリノをご紹介したいと思います。
2006年に冬季オリンピックが開催さたトリノは、イタリア北西部に位置するピエモンテ州の州都です。その歴史はフィレンツェやローマよりも古く、イタリア共和国としての最初の首都が置かれたのも、実はこのトリノでした。
同州は「ワインの王様」と謳われるバローロやバルバレスコの産地としても有名です。
トリノへは、ロンドンやフランクフルト、パリやイスタンブールなどを経由して直接トリノ空港へ、もしくはミラノのマルペンサ空港がゲートウェイとなります。マルペンサ空港は距離にして約110キロ。高速鉄道を利用すると、ミラノからもわずか45分で到着します。こんなに楽にアクセスできるってご存じでしたか?
さて、そんなトリノを旅のデスティネーションとして選ぶべき理由として、トリノ観光局のアレッサンドラさんが以下の10項目を挙げて下さいました。
トリノはここがスゴイ! 【 トリノを訪れるべき10の理由 】
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01. 近代イタリア(イタリア共和国)最初の首都
02. 世界で2番目の規模を誇る「エジプト博物館」がある
03. モーレ・アントネリアーナ内には「国立映画博物館」がある
04. キリストの聖骸布が安置されている(聖ヨハネ大聖堂)
05. ユネスコの世界遺産に登録された「王宮群」がある
06. 「レオナルド・ダ・ヴィンチの自画像」がある
07. 「現代美術」の宝庫
08. 歴史的なカフェやパティスリーが点在
09. 「美食」「チョコレート」「食前酒」の都
10. 18キロある「アーケード」でショッピングが楽しめる
いかがですか? 1都市にこれだけの見どころが集まっているは、なかなかスゴイことだと思います。今回はご紹介しきれないのですが、トリノではこの他にも芸術、文化、スポーツ、グルメと多岐にわたるイベントも、たくさん開催されています。
ちなみにトリノ市は、欧州委員会からアムステルダムに次ぐヨーロッパ第2位の〈革新的都市〉と評価されていて、単に歴史があるだけでなく、新しいものにもたくさん出会うことができます。
上の項目の9番目を見て「あれ?」って思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、実はトリノは〈チョコレートの発祥の地〉でもあります。というのも、それまで「飲む物」であったチョコレートを、現在私たちが口にしているような固形の食べ物にしたのはトリノのチョコレート職人であったからです。
トリノの名物と言えば、ボートを裏返したような形をした「ジャンドゥイオッティ」。これは焙煎したヘーゼルナッツを練り込んだトリノ生まれのチョコレート。この「ジャンドゥイオッティ」は、保存を目的に一つずつ手作業で包装された初めてのチョコレートでもありました。ちなみに日本でも人気の「ヌテッラ」も、ピエモンテ生まれのスプレッドです♪
トリノの街中には、かつてトリノを統治していたサヴォイア家お気に入りのカフェや、イタリアの初代首相のカブールや作曲家プッチーニもお気に入りだったいうカフェ、イタリア統一運動の志士達や愛国者が集ったカフェなど、歴史ある老舗カフェもたくさんあるそうですので、次のホリデーにはぜひトリノを訪れて、カフェ巡りを楽しんでみるのはいかがでしょうか?
なお、今回ご紹介しきれなかった分も含め、トリノの情報については今後も随時ご紹介させて頂く予定です。
この秋はトゥールーズの「ジャコバン・ピアノ・フェスティバル」へ♪
今日の東京は、数日ぶりにスッキリとした青空が広がっていますが、いつの間にか関東も梅雨入りしていたのですよね。
先月末から観光関連のイベントが目白押しで、梅雨入りも気に掛けている間のないほど、当編集部もプレス資料でバッグをパンパンにしながら、連日パタパタと取材に走り回っていました。
連日なかなかハードだったのですが、そんな中でも心癒やされる優雅なひと時もありましたので、コーヒーブレイクのお供にでも少しご紹介をしたいと思います。
去る6月1日、フランス観光開発機構を通じたトゥールーズ観光局からのお招きで、世界5大陸を舞台に活躍する日本人ピアニスト〈福間洸太朗さんのピアノ・リサイタル〉に行ってきました。会場は、東京・銀座のド真ん中にあるヤマハホールです。
さすがに日本を代表する楽器メーカーのYAMAHAとあって、会場は小さめながらも抜群の音響効果! もちろん、ピアノの調律に抜かりはありません(笑)
今回のリサイタルは、毎年9月にフランス南部のトゥールーズで行われている「ジャコバン・ピアノ・フェスティバル」の協力の下で行われたということもあり、現地から来日した関係者の姿もありました。
「ジャコバン・ピアノ・フェスティバル」は、世界各国から有名ピアニストたちを迎え、13世紀から14世紀にかけて建造された南仏ゴシック芸術の至宝「ジャコバン修道院」を舞台に繰り広げられる音楽祭。
聞くところによると会場となるこの修道院は、驚くほど感動的な音の反響なのだそうで、益々足を運んでみたくなります。
ところで、ここで福間洸太朗さんについて、もう少しご紹介することにしましょう。
福間さんは、現在ベルリンに在住。都立武蔵高校を卒業された後、ヨーロッパへ留学され、パリ国立高等音楽院をはじめ、ベルリン芸術大学・同大学院、コモ湖国際ピアノアカデミーで学ばれたそうです。20歳の時に、日本人では初となるクリーヴランド国際コンクールで優勝され、ショパン賞を受賞されたのだそうです。
これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、ウィグモアホール、ベルリン・コンツェルトハウス、サルガヴォーでリサイタルをされ、さらにクリーヴランド管弦楽団、モスクワフィル、イスラエル・フィル、フィンランド放送響、ドレスデン・フィルなど、海外の著名オーケストラとの共演も多数おありのようです。
さらに2014年12月にはジュネーブ、2015年の夏には金沢と神戸のアイスショーに招待され、ステファン・ランビエールや羽生結弦、安藤美姫など、一流スケーターとも共演するなど、その活動範囲もかなりの幅広さで。日本ではピアニスト100、トッパン・ピアニスツ、ピアノ・エトワール、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンなどのシリーズにも出演されているそうです。
今回の公演では、J.S.バッハの『パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582』や、モーツァルトの『幻想曲 ニ短調 K.397(385g)』など、休憩を挟み全7曲が演奏されたのですが、鳴り止まぬ観客からのアンコールに応え、さらに4曲を披露。なんと第1部からアンコールまで、約2時間にもわたる充実のリサイタルとなりました。
アンコールでは、今回のリサイタルがトゥールーズの「ジャコバン・ピアノ・フェスティバル」の協力を得ていることから、日本語だけでなく、来場したフランス人の方々のために流暢なフランス語でもご挨拶。さらに、今回の演奏曲の中にフランスの作曲家が入っていなかったといことで、アンコールの1曲目にはサティの『ジュ・トゥ・ヴ』を選曲されるなど、福間さんのお人柄が伝わってきます。実はこれ、私も大好きな1曲なので、個人的にも嬉しかったです。
この『ジュ・トゥ・ヴ』を作曲したエリック・サティと言えば、今年でちょうど生誕150年に当たりますので、今年は耳にする機会が増えるかも知れませんね。
トゥールーズは、スペインとの国境に近い南仏ミディ・ピレネー地方の中心都市。フォアグラや鴨のマグレ、カスレ、チーズのロックフォール、スミレのお菓子などのトゥールーズ名物と一緒に、ぜひ音楽祭の方もお楽しみ下さい。
トゥールーズの「ジャコバン・ピアノ・フェスティバル」、2016年は9月6日から28日までの開催です。プログラムは、イベントの公式ウェブサイトでご確認になれます。
(協力:フランス観光開発機構/トゥールーズ観光局/ジャコバン・ピアノ・フェスティバル運営事務局)
ドイツビール純粋令500周年記念イベント @ ドイツ大使公邸
ゴールデンウィークもあっという間に前半が終了。明日から後半に入りますが、皆さんはいかがお過ごしですか?
初夏を思わせるようなお天気が続き、ビールがとっても美味しく感じられますね!
さて、すでに何度かサイトの方でご紹介をしておりますが、今年は1516年4月23日にバイエルン公国のヴェルヘルム4世が、「ビールの醸造には、大麦、ホップ、水以外の成分を用いてはならない」というビール純粋令を、インゴルシュタットで定めて発布をしてから500周年に当たります。
ビール純粋令は、1871年のドイツ帝国の誕生とともに、ドイツ全土に広まり、これにより安定した高品質のビールがドイツ各地で醸造され、楽しめるようになりました。
ちなみにこのビール純粋令で規定された原材料は、1556年に「ビール酵母」が発見されたことにより、「大麦、ホップ、水、酵母」の4つに変更され、現在に至っています。
ドイツ醸造業者団体が、1995年から毎年4月23日にビール純粋令を記念したイベントを開催していますが、ちょうどその1週間後となる4月28日、在日ドイツ大使公邸において、大使と在日ドイツ商工会議所の共催による「ビール純粋令制定500周年」を祝う催しが行われました。
ありがたくも当編集部もそのイベントにお招きを頂き、私も大使と乾杯を交わさせて頂いた後、ドイツ各地の美味しいビールをお腹をいっぱい味わってきました!
今回の催しには、バイエルンとノルトライン・ヴェストファーレンの2つの州も、ビール醸造業の拠点として出展。現在インポーターさんを探している最中という、日本未入荷のビールもたくさん出展されていました。
そうした出展者の中で、見上げてしまうほど背が高い、ビール腹とは無縁な素敵なお兄さんが立っていた「ヴァルシュタイナー」は、アルンスベルクの森で醸造されているビール。
こちらでは、ビール醸造に最も適しているとされる名水、カイザークペットの地下水が使用されているそうです。また、透明感のある黄金色のビールが特徴とのことですが、ドゥンケル(黒ビール)もなかなかイケます!
現在、インポーターさんを探しているというシュトゥットガルトにあるビール醸造所「ホーフドーファー」(Hofdorfer Brauerei)のビールも、2種類試飲させて頂きました。
個人経営の小さな醸造所なのだそうですが、日本への定期的な入荷が待ち遠しくなるほどの美味しさでした♪
あと1種類あったのですが、すでにお腹には2リットル以上のビールで満杯状態で、最後の1杯が入りませんでした(涙)
しかし、たった4つの原材料で、2つとして同じ味わいはなし。
醸造所によって随分ビールの味も変わるものだと、ドイツビールの奥深さを再認識した次第です。
こうしてドイツビールを飲んでいると、やっぱり恋しくなってくるのが、あの本場の空気でしか味わえないビールの味。
日本でもすっかりお馴染みになったドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」ですが、行ったことのある方ならお分かりになると思いますが、残念ながら本場のミュンヘンとはまったく雰囲気が異なります。
ですので、まだ本家本元の「オクトーバーフェスト」を体験したことのない方には、是非一度足を運んでみて頂きたいと思いますが、ミュンヘンの「オクトーバーフェスト」の開催は9月。「残念ながら休みがとれなくて行けない・・・」と落ち込んでいる方に朗報です!!!
実は、2016年はミュンヘンでオクトーバーフェストの他にも、もう一つ重要なビール祭りが開催されます。
それが7月22日から24日まで開催される「ビール純粋令500年記念まつり」です!
開催期間はわずか3日間ですが、これのビール祭りは今年だけのプレミアム!
これを逃したら、500年後までチャンスがありません(笑)
ということで、あと500年生き延びる自信のない方、この夏はドイツの人たちとビール純粋令500周年をお祝いしましょ~!!
ドイツでは、このミュンヘンの「ビール純粋令500年記念まつり」以外にも、この夏、以下のようなビール祭りの開催が予定されていますよ~♪
2016年夏、注目のドイツ・ビール祭り
フランケン・ビアフェスト
開催日 | 2016年5月25~29日 |
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開催地 | ニュルンベルク |
ウェブサイト |
ビール純粋令500年記念まつり
開催日 | 2016年7月22~24日 |
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開催地 | ミュンヘン |
ウェブサイト |
ベルリン・ビア・ウィーク
開催日 | 2016年7月22~30日 |
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開催地 | ベルリン |
ウェブサイト |
第20回 ベルリン国際ビアフェスティバル
開催日 | 2016年8月5~7日 |
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開催地 | ベルリン |
ウェブサイト |
ブダペストのホテル 「ネムゼティ・ブダペスト」
ブリュッセルでの同時テロ事件を受け、色々と治安の面で心配されていらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、実は「ハンガリーの治安は良い」ということをご存じでしょうか?
ハンガリー政府観光局の フェイスブックページ (2016年3月25日付)にも、「The Telegraph Travel」の テロ脅威度世界地図 では、ハンガリーのテロ脅威レベルは日本と同じで、テロの脅威が低いことを示す黄色で示されています。中欧全体がテロの脅威度が低いこともわかります。(出典:英国外務省)」とあります。
私もブダペスト滞在中、街中を深夜近くまで一人で歩きながら自身の目で確かめましたが、これと言った問題はまったく見られませんでした。もちろん、スリなどの被害に遭わないよう、最低限の注意は必要ですが、治安そのものはむしろ非常に良く、女性の一人歩きでも「怖い」と感じるのは、稀なことなのだそうです。
昨年秋、シリアなどからの難民が押し寄せブダペスト東駅を中心に混乱が見られましたが、現在は一部の地下鉄の構内(通路)に数名、暖を取って寝ているホームレスの姿がある程度。難民の姿はありません。加えて、街中にもゴミはほとんど落ちていませんし、公共施設や公衆のトイレなどもとても清潔です。
さて、すっかり前振りが長くなりましたが、今回はブダペストで滞在した「ホテル・ネムゼティ・ブダペスト(Hotel Nemzeti Budapest)」をご紹介することにしましょう!
ホテル・ネムゼティ・ブダペストは、アコーホテルグループの「M ギャラリー」にコレクションされている4ッ星ホテル。ブダペスト東駅とドナウ川に架かるエルジェーベト橋(エリザベート橋)のほぼ中間、地下鉄2号線の駅がある「ブラハ・ルイザ広場」に面しています。
19世紀末を代表するアールヌーボー様式の建物で、その名残りをロビーや階段ホールに見てとることができます。1896年の建築当初、レーミ家が所有する「レーミ・ホテル(Rémi Hotel)」としてオープンしましたが、1929年に売却され「ネムゼティ・ホテル」と名称を改め、現在に至っています。
周辺には住宅や店舗が集まっているため、ドナウ川沿いの高級ホテルに滞在する時よりも、少し外出時には用心した方が良いと思いますが、最低限の注意があれば基本的には問題のないレベルです。
このホテルには2度滞在し、1度目はコードヤードに面した部屋、2度目は広場に面した部屋がアサインされましたが、防音対策もしっかり施されているため、広場に面していても外を走るトラムや車の音などの騒音はほとんどなく、夜間も静かに休むことができます。室内まで響いてくるのは、救急車のサイレン程度のレベルです。
客室はコンパクトな造りですが、ベッドの寝心地やリネン類の肌触りは悪くありません。難点を挙げるとすれば、室内が間接照明で少し薄暗いこと。ですが、バスルームの明るさは十分に確保されています。
各室にティー/コーヒーメーカーやミニバー、エアコン、iPodドックなども完備され、室内でのWi-Fiも無料で利用できます。
ベッドや洗面台などの位置は少し高め。背の低い女性には少し使い勝手が悪い点もありますが、身長が160センチ以上の人には特に支障はないかと思います。上の写真はシャワーだけですが、バスタブ付きのお部屋もあります。
バススペースに、高級バスアメニティやヘアードライヤーもセットされています。
朝食は、地上階の奥にあるレストランでのビュッフェスタイル。卵料理からハムやサラミ、チーズ、サラダ、ヨーグルト、シリアル、ペストリー類など一通り揃っています。コーヒーは、セルフサービスのマシーンがあるので、その中からお好みで。
写真はお料理のビュッフェ台ですが、この他にドリンクバー、パンやヨーグルトの台、スパークリングワインもあります。
このホテル・ネムゼティ・ブダペストからエルジェーベト橋までは徒歩でおよそ20分、そこからドナウ川沿いの遊歩道で撮影しながら国会議事堂方面にのんびり歩いて、くさり橋を渡ったブダ側まで約50分です。
英雄広場までは少し距離があるので、トラムと地下鉄を乗り継ぐのが一般的ですが、徒歩で検証したところやや早歩きで約45分。先日、某テレビ番組で紹介された「廃墟バー」も、ここから徒歩で10分程度の場所にあります。
ブダペストは今、にわかにホテルのオープニングラッシュを迎えています。注目のホテル最新情報は、特集記事の方でご紹介を予定しています。 (取材協力:ハンガリー政府観光局、LOTポーランド航空)
17日から日本橋で 『持ち帰りたいラトビア』 展開催
昨日(3月15日)に誠文堂新光社から発売になった溝口明子著『持ち帰りたいラトビア』。その出版記念のレセプションが昨晩、駐日ラトビア大使館にて行われました。
冒頭では著者であり、、神戸でラトビア雑貨を扱う「SUBARU」の店主でもある溝口明子さんが挨拶し、ラトビアの魅力や書籍を紹介。その後、ラトビアで習得されたという民族楽器「クワクレ」を溝口さん自らが奏で、バイオリンの伴奏でラトビアの伝統音楽3曲が披露されました。
本書の発売を受け、明日17日から東京日本橋にある「マトカトリ」では、出版を記念したイベント「『持ち帰りたいラトビア』-SUBARUとめぐる雑貨と暮らしの旅-」展が開催されます。同展にはミトン・カゴ・リネン製品・陶器・木工品など、温もりを感じさせる全て天然素材とハンドメイドで作られたラトビア製品が勢ぞろいします。
また、イベント期間中は著者の溝口さんによる「藁飾りのワークショップ」や、「ラトビアの伝統楽器クアクレ&ヴァイオリンのアンサンブルとトークショー」、ラトビア投資開発公社 ツーリズム・デパートメント(旧ラトビア政府観光局)主催によるラトビアの旅のセミナー「はじめてのラトビア」も行われます。3月26日(土)の13時半から15時まで行われるこのセミナーは、定員12名で予約制となっていますので、詳細は こちら でご確認の上、お申込み下さい。
ハンガリーで若者に人気のフォークロア・ファッション
2月末から取材のため、急遽ハンガリー入りしました。春に予定している次回の特集テーマは「大人のためのハンガリー」(仮題)。各地で取材した世界遺産や温泉、カフェ、ワイン、最新のガストロノミー事情を交え、大人だからこそ味わい尽くせるハンガリーの魅力に「旅コム」独自の視線で迫ります。ぜひご期待下さい!
さて、そんなハンガリーでは、街中のお土産屋さんで刺繍が施された民族衣装やテーブルクロスなどをよく目にします。「カロチャ」や「マチョー」など、細かく分類すると30種以上にもおよぶハンガリー伝統の刺繍。近年、この刺繍がハンガリーの若者の間で、ちょっとしたブームとなっているそうです。
とはいえ、皆が揃って刺繍の入った民族衣装を着ているということではありません。普段使いのグッズやファッションに、さりげなく刺繍が入っているところがポイント。なんでも最近では、刺繍をワインポイントにしたウエディングドレスも、大人女子たちのハートを射止めているようです。
このブームのきっかけとなったのは、2011年のF1グランプリ最終戦のブラジルGP。この時、チーム(メルセデス)に所属するジェンソン・バトンやルイス・ハミルトンが、ハンガリー人デザイナーが手がけたカロチャ刺繍入りのレーシングスーツで登場し、話題になったことだったそうです。
そうしたハンガリーのフォークロア・ファッションは、ハリウッドにまで飛び火。ニコール・キッドマンやエマ・ワトソンといったファッションリーダーたちが目を付け、刺繍入り可愛いワンピースを素敵に着こなしたりしています。オーストラリアのブランド「アリス・マッコール」からも、カロチャ刺繍にインスピレーションを得たコレクションが発表されていますので、すでにご存じの方もたくさんいらっしゃるかも知れませんね。
ファッショングッズには、バッグやアクセサリー、スニーカーなどもあるようです。これからハンガリーにお出かけの方、最新のフォークロア・ファッションは要チェックです! (取材協力:ハンガリー政府観光局、LOTポーランド航空)
あのシアトルの名店「CANLIS」が、東京に一夜限りオープン!
先日都内のレストランを貸し切って行われた、シアトル観光局主催によるメディア向けイベント「シアトルVIPディナー」へお招きを頂きました。
同イベントには、シアトル観光局のCEOであるトム・ノーウォーク氏、副理事長のレスリー・クンディ氏、協賛のデルタ航空から副社長のマイク・メンディロス氏が来日しました。
この日提供されたのは、シアトルのクィーンアン地区にある高級レストラン「CANLIS」のお料理。60年以上の歴史を持つ、シアトルの代表的なレストランで、現在は4代目となるマーク・キャンリス氏が引き継いでいらっしゃいます。
「CANLIS TOKYO」 感動的な一夜限りの東京オープンです!
イベントにはオーナーと共に、シアトルの本店からエグゼクティブ・シェフであるブレイディ・ウィリアムズ氏も来日。レストランの厨房で指揮を執り、その見事な腕前が日本のメディア関係者に披露されました。
また、ディナーの途中ではオーナーのキャンリス氏自らが、店の名を冠した「キャンリス・サラダ」をサービス。レシピはオープン当初から変わらず、これだけは厨房ではなく、ホールのワゴンサービスで提供されているとのこと。
ボルドーとほぼ同じ緯度にある米ワシントン州は、全米でカリフォルニアに次ぐワインの一大産地でもあることから、それぞれの料理に合わせた同州のワインもセレクトされ、一緒に供されました。
今回ふるまわれたワイン5本のうち赤は1本、残りはすべて白。白はどれもなかなかの味わいでしたが、中でも繊細なシャルドネは秀作でした。
唯一の赤は、ウッドワード キャニオン ワイナリーの高級ワイン「オールド ヴァインズ 2011」。こちらは上質な和牛肉に、贅沢に黒トリュフが添えられたメインディッシュと共に提供されました。
この「CANLIS」は、初めてアメリカに和牛を紹介したレストランとしても、よく知られています。
締めくくりには、酸味の効いたスペシャルコーヒーで。「CANLIS」は、2005年の冬季限定で販売されたスターバックスのコーヒー『グアテマラ カシ シエロ』にも協力したことがあります。
皆さんもシアトルを訪れたら「CANLIS」の本店で、洗練された最新のシアトルグルメと極上のワインを是非ご堪能下さい。
TOYOTA「アルファード」の最新CMの舞台はザルツブルク
先日DAIGOさんとの結婚報道で話題になった女優の北川景子さんと、俳優の本木雅弘さんが出演するトヨタ自動車「アルファード」のCMシリーズ第3弾の放送が、今月18日から全国でスタートしました。
これは2人が「アルファード」に乗って世界中を旅するCMシリーズで、ドバイ、ブエノスアイレスに続く旅の舞台は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台として有名な“音楽の街” ザルツブルクです。
このCMは、「ザルツブルク街」編(15秒、30秒、60秒)、「ザルツブルク草原」編(15秒、30秒、60秒)、「ザルツブルク」編(60秒)があり、全編を通じて映画のテーマソング『The Sound Of Music』の原曲が流れています。
この安らぎの時間が流れる素敵なフィルムは、昨年11月にザルツブルク市観光局の協力のもの撮影が行われたそうです。
モーツァルト生誕260年特別企画イベント「おいしいモーツァルト」開催
2016年は、ダントツの人気を誇る作曲家、モーツァルトの生誕26周年に当たります。そこで、これを記念したスペシャル・イベント「おいしいモーツァルト」の開催が決定しました!
同イベントは、全3回のシリーズ。第1回目は「人気No.1作曲家・モーツァルトのナゾに迫る~ココがスゴいぞモーツァルト」と題して、1月26日に渋谷モディ(旧マルイ)6Fのイベントスペースで行われます。
ナビゲーターは、音楽ライターの小田島久恵さん。トークゲストには、ピアニストの金子三勇士さんが登場。また、日本各地の”モーツァルト美食材”もお目見えするということなので、一体どんな内容になるのか気になります。
当日の18時からは、先着順で”モーツァルト美食材”のお試しチケットが無料配布される他、CD購入者に特典も用意されているそうですので、ぜひお出かけ下さい。イベントの詳細は、以下の通りです。