編集部便り

巨匠ターナーの半生を描いた映画 『ターナー、光に愛を求めて』 6月20日公開

更新日 : 2015年05月26日





英国が誇るロマン主義の画家、ターナーの半生を題材にした映画『ターナー、光に愛を求めて』(2014/原題:Mr. Turner/英・仏・独/英語/150分)が、2015年6月20日からBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国で順次公開されます。

この公開に先駆けて先日、渋谷で行われた特別試写会とトークイベントにお招きを頂いたので、ネタバレにならない程度にそのお話をさせて頂きます。


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6月20日から公開される映画『ターナー、光に愛を求めて』


さて、この作品の主人公であるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)という画家を、皆さんご存じでしょうか?

1775年4月23日、ロンドンのコヴェントガーデンで理髪店を営む一家に生まれたターナーは、後世の印象派の画家たちにも大きな影響を与えた、ロマン主義を代表する風景画の巨匠です。

学校教育をほとんど受けることなく、特異な環境で少年時代を過ごしたターナー。ですが、幼くしてその画才を開花させ、14歳という若さで英国最高峰の芸術学院であるロイヤル・アカデミーに入学。そして、若干24歳でロイヤル・アカデミーの準会員に、その3年後の27歳の時には史上最年少で同アカデミーの正会員に選出され、32歳の時にはロイヤル・アカデミーの遠近法教授に就任した人物です。

ターナーは生涯独身を貫きましたが、これは8歳の時に妹のメアリー・アンの死を機に母親が精神を病み、その大きな影響によるものと言われています。とはいえ、女性の影がまったく無かったわけではありません。気むずかしい性格でとっつきにくく、おまけに口べた。その上、お世辞にもハンサムとはいえなかったようですが、むしろ盛んだったようです。


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(C) Channel Four Television Corporation, The British Film Institute, Diaphana,
France3 Cinéma, Untitled 13 Commissioning Ltd 2014.


スケッチブックを手放すことなく、常に自然と向き合い、その目に映ったものを貪欲なまでに描きとめるターナー。この映画の中にも、そんなターナーの姿が、英国の美しい風景と共に何度も登場します。特にターナーは海や山岳風景に傾倒し、英国内外の各地をよく旅したことから「旅の画家」と呼ばれています。作品に登場する英国の田園風景は、ターナーの生きた時代の風景が見事に再現されています。

ターナーの色彩の特徴と言えば、イエローが非常に印象的ですよね。そうしたことからターナーはまた、「光の画家」とも言われています。絵画で「光」というと、「光の魔術師」と謳われるフェルメールを連想される方も多いかと思いますが、もし私がこの「光」という言葉を用いてターナーを表現するなら、「『光の砂時計』に生きた画家」と言ったところでしょうか。
人生はよく砂時計に例えられますが、ターナーは光を追い求めながらたった76年の人生で、100年分のことをやり遂げてしまったからです。

印象派を代表する画家モネが、パリで行われた第1回印象派展に『印象 -日の出-』を出展したのは、ターナーに遅れること50年。1874年のことでした。
つまりターナーは、18世紀の写実的なスタイルから「印象派」を経て「抽象画」まで、美術界がその発展に1世紀を費やしたことを、それよりもずっと早く、しかもたった一人で成し遂げてしまったのです。天才どころか、とても人間業とは思えません!

映画のタイトルにもあるようにターナーは「光に愛を求めた」のかも知れませんが、それと同時に「光もターナーに何かを求めていた」のではないか、私はそんな気がしています。ターナーと光にしか分からない不思議な関係が・・・。


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上映の後に行われたトークショーで、メイキング映像を見ながら作品を振り返る
美術ジャーナリストの鈴木芳雄さん(左)と、テレビやラジオで活躍するDJAIKO062さん(右)


この映画『ターナー、光に愛を求めて』を手がけたのは、『秘密と嘘』や『ヴェラ・ドレイク』で知られる名匠マイク・リー監督。なんと構想に、12年の年月を費やし、映画化に至ったそうです。

今回の作品の中でマイク・リー監督は、ターナーの知られざる変人ぶりも実に巧みに描写しています。中でも印象的なのが、ターナーがロイヤル・アカデミーで自分の作品に、赤い絵の具を落とすシーンなのですが、それを見てコンスタンブルが発した言葉は、実際に居合わせた多くの人によって残されているものだそうで、そうした台詞からもターナーの時代が感じられるような作品に仕上がっています。

小耳に挟んだ話によると、意外にも英国の映画館では笑いもでる場面もあったとか、なかったとか。日本人的には笑う要素はほとんど見当たらないのですが、劇場ではその辺りも是非チェックしてみて下さいね。
ちなみに私は・・・と申しますと、笑いというよりも、むしろ「あっ!これ上手いな~」っていう感じる描写の方が多かったです。


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ロンドンのナショナルギャラリー (C) VisitBritain / Britain on View


死後、自分の作品の扱いまで気にしていたターナー。ターナーはおよそ300点の油絵と2万点近くの水彩画を残しましたが、自分だけの作品を1ヶ所に集めて展示したいという願いから、そのほとんどが国家に寄付されました。

ターナーの遺言には、フランス人画家クロード・ロランの作品と自作画2点を並べて展示することとした条項がありましたが、現在これらの絵画はナショナル・ギャラリーと、1985年にテート・ブリテンに増設されたクロア・ギャラリーに分散して収蔵されています。

どちらのギャラリーも常設展は入場無料。また、ナショナルギャラリーでは、日本語に対応した60分のオーディオガイドも用意されていますので、次の英国旅行の際には是非足を運んでみて下さい。じっくりとターナーの作品と向き合いたいという方は、特にオフシーズンがお勧めです。本作品の中にもターナーの作品がたくさん出てきますので、出発前にはこの映画『ターナー、光に愛を求めて』をご覧になるのもお忘れ無く! 

また、本作品で第67回カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞した「ハリー・ポッター」シリーズのティモシー・スポールの名演技も必見です。映画は、2015年6月20日から全国で順次公開されます。


バラ薫るトルコ西地中海地方への旅

更新日 : 2015年05月25日



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トルコ西地中海地方のプレゼンテーションを行う
トルコ共和国大使館・文化広報参事官室の大森氏


都内有数のバラの名所として知られる鳩山会館(東京都文京区)で先日、トルコの西地中海地方を紹介する観光セミナーが開催されましたので、今回はその内容を一部ご紹介しましょう。

世界屈指のリゾート地、アンタルヤ


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(C)West Mediterranean Development Agency


「アンタルヤ」「ウスパルタ」「ブルドゥル」からなるトルコ西地中海地方は、世界屈指の観光地。中でも同地方最大のアンタルヤは、なんと世界の訪問都市ランキング3位! 年間1,100万人もの外国人が訪れる一大リゾートです。

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(C)West Mediterranean Development Agency


アンタルヤは、暮らしやすさランキング2位(CNBC-e Business)に選ばれている他、TUI調査による「世界トップ100ホテル」では、このアンタルヤにある21のホテルがランキングされています。

そうしたこともあってか、世界各地のプロのスポーツチームが、合宿地に選んだりする土地としても知られています。

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(C)West Mediterranean Development Agency


さらに42におよぶ古代都市遺跡、トルコに計40あるうち5つの国立公園を有し、ピアノやジャズ、アートなど国際的な文化イベントやスポーツイベントも、年間を通じて多数開催。2016年の花博「アンタルヤ国際園芸博覧会」の開催地でもあります。


最高級のバラの産地、ウスパルタ


そんなアンタルヤの北110キロに位置するウスパルタは、最高級のバラ「ダマスクローズ」の産地としてよく知られています。

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(C)West Mediterranean Development Agency


キリスト教の国々では、バラは「ビーナスの象徴」としてお馴染みですが、イスラム圏では「予言者ムハンマドの象徴」として、ずっと大切にされてきました。トルコではまた、聖母マリアを「棘の無いバラ」と呼び、幼い子どもを愛情を込めて「一株のバラ」と例えることもあるそうです。

オスマン朝時代には、バラは頭痛緩和や胃腸障害の改善といった医療にも用いられていました。

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(C)West Mediterranean Development Agency


暮らしやすさランキングで3位に位置づけているこのウスパルタでは、世界のローズオイル生産量の60%が製造されているのをご存じでしょうか。

この町には4,600エーカーの農場に6,900の生産者がおり、ローズプロダクトが7,000トン、ローズオイルが1,000キロ、そして158トンのローズウォーターを市場に送り出しています。

バラのコスメ

ローズウォーターを販売する「ローゼンセ」は、トルコやヨーロッパのセレブ御用達の人気ブランド。日本でも薬事法に基づいた品質チェックを定期的に行われているブランドで、イスタンブールのバザールや街中でも手軽に購入できることから、お土産にもお勧めです。

バラをモチーフにした小物

ウスパルタ周辺では、こうしたバラのコスメ以外にも、バラをモチーフにした伝統的な置物やアクセサリー、小物などもたくさん作られています。上の写真の瓢箪のような形をした水色の置物は、ズッキーニ(かぼちゃ)を用いて作られています。

バラは「愛」と「平和」を意味しますが、こういう花言葉が生まれのも17世紀のトルコでした。
とにかくトルコの人はバラの花が大好きで、愛する人にバラを贈るという習慣はかなり昔からあったそうです。

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(C)West Mediterranean Development Agency


ウスパルタはまた、バラだけでなくその豊かな自然でも良く知られています。
「エーイディル湖」は、アンタルヤから186キロの海抜917メートルに場所にあるトルコで4番目に大きい湖で、その面積は482平方キロメートルに及びます。

ビシディアのアンティオキア(アンタキヤ)は、初期キリスト教の理論家でもあり、新約聖書の著者でもある聖パウロが、布教活動を行った都市で、聖パウロがビシディアからアンティオキアへの伝道旅行で通過した「エビグラフィック渓谷」は、クリスチャンにとっての聖なる場所の一つとなっています。

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(C)West Mediterranean Development Agency


世界で最もフレッシュな呼吸ができる、と言われているのが「クズルダー国立公園」。一方「コワダ国立公園」は、多様な樹木からなる自然の植物相で、赤松からエッセンシャルオイル、野生のオリーブからテレビン油などが採取されています。

その他にも、このウスパルタにはダヴラズ山やデデギョル山、プーリーオークウッドの森、ダンジョン洞窟、プナルギョス洞窟などの見どころも多く集まっています。


トルコ湖水地方の町、ブルドゥル


ウスパルタの西25キロに位置するブルドゥルは、絨毯やキリムで有名な町ですが、美しい湖が集まるトルコの湖水地方の町でもあります。「サルダ湖」は、世界屈指の透明度を誇ります。

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(C)West Mediterranean Development Agency


ブルドゥルはまた、太陽光発電にとって最良の立地と言われ、ここで採掘される「ブルドゥルベージュ」は、大理石セクターでは世界的に有名なブランドでもあります。

年間の生乳生産量が30万トン。自然・歴史の美しさを活かしたエコツーリズムや、カルチャーツーリズムが楽しめる町で、20のツーリズムライセンス施設を有します。

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(C)West Mediterranean Development Agency


このブルドゥルには、トルコ最長の洞窟「インスユ」があります。長さは597メートル(測定距離8,350メートル)で、洞窟内の水は糖尿病にも効果が確認されています。

9,000年の歴史を持つブルドゥルは、牧畜や農業を通じて人類の定住が始まったとされるピシディア地方でもあります。
エイルディル湖の南西、アーラスン山(西トロス山脈)の南麓、標高1,450~1,700メートルにある「サガラッソス」は、現在も発掘が続けられている大遺跡。ヒッタイト文書にも登場するなど、ヘレニズム時代よりもさらに古くから栄えた古代都市でした。

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(C)West Mediterranean Development Agency


アレキサンダー大王の征服後、紀元前1世紀後半にローマ領となり、帝政ローマ時代。五賢帝時代に最盛期を迎えました。この遺跡には、保存状態の良いヘレニズム時代、ローマ時代の建築物が残り、ユネスコ世界遺産の暫定リストに登録されています。

また近年は、ニンフェウムを造らせたマルクス・アウレリウス帝の大理石像の発見でも、世界的に話題となりました。その他にもブルドゥルには、標高1,000メートルを超える場所にある「キビラ」など、遺跡マニアにはたまらない見どころも充実しています。

山あり、ビーチあり、湖あり、バラあり、洞窟あり、遺跡あり…
トルコの魅力がびっしりと凝縮された西地中海地方を、皆さんも旅してみませんか?


鳩山会館(東京・文京区)にトルコからバラの苗木が寄贈

更新日 : 2015年05月13日



鳩山家の邸宅

通称「音羽御殿」と呼ばれる鳩山家の邸宅 (東京都文京区音羽)


東京都文京区にある鳩山会館で昨日、トルコの西地中海地方を紹介する観光セミナーが開催されました。
それに先立ち、同会館にトルコから贈られたバラの苗木の植樹式が行われましたので、今日はまずその様子からご紹介します。


ローズアーチ

庭園の一角にあるローズアーチ


鳩山会館は、第52~54代内閣総理大臣である鳩山一郎氏の記念館。文京区音羽にあることから、通称「音羽御殿」と呼ばれ、戦後政治の歴史舞台の一つに数えられていると同時に、都内有数のバラの名所として知られています。


苗木に土をかける鳩山由紀夫元首相

苗木に土をかける鳩山由紀夫元首相


この時期、美しいバラで彩られる鳩山会館に、最高品種のバラ「ダマスクローズ」で有名なトルコ西地中海地方のウスパルタ県から、両国の友情と平和の証としてバラの苗木が贈られ、植樹が行われました。


植樹式

(右から)駐日トルコ共和国大使アフメト・ビュレント・メリチ閣下、第93代内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏、文京区長の成澤廣修氏


植樹は、駐日トルコ共和国大使アフメト・ビュレント・メリチ閣下を筆頭に、鳩山会館の館長でもある第93代内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏、現文京区長の成澤廣修氏の3名によって行われました。

植樹直後に鳩山由紀夫元首相が「早くお水をあげなければ」と、しきりに気にされていらっしゃたのが印象的でした。


トルコから寄贈されたバラの苗木

トルコから寄贈されたバラの苗木


こちらが、その植樹されたバラの苗木です。
アフメト・ビュレント・メリチ閣下のお話によると、来年には花が付くでしょうとのことです。

来春、トルコと日本の友好の証が、また新たに一つ花開きます。


ジョン・F・ケネディ

米元大統領の名を冠した「ジョン・F・ケネディ」


今回植えられた苗木のすぐ近くには、第35代アメリカ合衆国大統領にちなんで命名された大輪の白いバラ「ジョン・F・ケネディ」があります。


マダム ミユキ

鳩山由紀夫元首相夫人の名を冠した「マダム ミユキ」


そして、そのちょうど向かい側に、こちらは真紅のバラ「マダム ミユキ」があります。
このバラは、数多くの品種の候補の中から、鳩山由紀夫元首相夫人である幸氏が自ら選ばれた華麗な大輪のバラです。
「第20回 2010日本フラワー&ガーデニングショウ」で初披露され、その席に夫人もご臨席され会場を湧かせました。


夫人を撮影する鳩山由紀夫元首相

夫人を撮影する鳩山由紀夫元首相


「華やかさ」と「しなやかさ」を併せ持ったこのバラの前で、鳩山元首相が夫人をモバイルカメラで撮影する場面もみられるなど、終始、和やかな雰囲気のうちに植樹式は終了しました。


では次回は、今回トルコから鳩山会館に寄贈されたバラの故郷、トルコの西地中海地方をご紹介します。(協力:トルコ共和国大使館・文化広報参事官室/鳩山会館)


ドイツ少数民族の町、バウツェンへ (2)

更新日 : 2015年05月12日



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ハンガリー王マーチャーシュによって建てられた「オルテンブルグ城」



皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過しでしたか? ちょっと時間旅行をしていたので、少し間が空いてしまいましたが、ピクチャーレポート「暮すように旅するドレスデン」を更新しました。

バウツェンの中心にあるレストランで昼食をとっていた私は、ここである不思議な人物に出会います。その人と街を散策しながら見どころをご紹介する「ドイツ少数民族の町、バウツェンへ」の後編、是非ご覧下さい。(取材協力:ドイツ観光局、ドレスデン観光局、レイルヨーロッパジャパン)

>>> 記事はこちら    


【ミラノ万博】 前夜祭 光のショー (動画あり) 

更新日 : 2015年05月01日





今日、5月1日から開幕する「ミラノ万博」。昨晩はミラノのシンボル、ドゥオーモ広場で前夜祭が華々しく行われました。
この前夜祭では、『Time To Say Goodbye(伊題: Con Te Partirò)』でお馴染みのアンドレア・ボチェッリやラン・ランの見事な歌声が披露された他、こんな光のショーも行われたようです。
この前夜祭の様子は、現地紙ラ・レプッブリカ(La Repubblica)のデジタル版でも、スライドショーで紹介されています。


ドイツ少数民族の町、バウツェンへ (1)

更新日 : 2015年04月16日



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ドイツ少数民族が暮す町、バウツェン




ピクチャー・レポート「暮らすように旅するドレスデン」を更新しました。今回は、再びドレスデン中央駅からSバーンに乗って、ドレスデンの東60キロ、チェコやポーランドとの国境付近に位置するバウツェンへ出かけます。

ここはドイツ少数民族のソルブ人が多く暮らす町で、宗教改革以降にプロテスタントの教会が廃止した、イースターの騎馬行列などの伝統行事が残る町としても、良く知られています。
第1回目は、このバウツェンの伝統や名物、ソルブの伝統料理を中心にご紹介しています。是非ご覧下さい。
(取材協力:ドイツ観光局、ドレスデン観光局、レイルヨーロッパジャパン)

>>> 記事はこちら    


インスブルック市がワールド航空サービスに感謝状と勲章を授与

更新日 : 2015年04月14日



集合写真

(左から)ワールド航空サービス代表取締役社長 松本氏、駐日オーストリア共和国大使ベルンハルト・ツィンブルク閣下、ワールド航空サービス代表取締役会長 菊間氏、チロル州州議会議長ヘルヴィック・ファン・シュター氏、インスブルック市観光局長フリードリッヒ・クラフト氏



オーストリア西部、ドイツと国境を接するチロル州は風光明媚な観光地として、またウィンタースポーツのメッカとしても人気のエリア。このほど、その州都であるインスブルック市から株式会社ワールド航空サービスに対し、アジア初となる感謝状と勲章が贈られました。

授与式は去る4月10日、駐日オーストリア共和国大使ベルンハルト・ツィンブルク閣下ご臨席のもと、オーストリアからこのためだけに来日したチロル州州議会議長のヘルヴィック・ファン・シュター氏と、インスブルック市観光局の局長フリードリッヒ・クラフト氏を伴い、オーストリア大使館大使公邸にて行われました。

今回、インスブルック市より感謝状と勲章が授与されたワールド航空サービスは、創業以来「満足感の高い、高品質な旅」の提供を理念とし、旅行業界内で確固たる地位を築いてきた旅行会社です。同社は2011年より、滞在日数を8~30日間と設定した「アルプスの古都インスブルック長期滞在の旅」を企画。これはヨーロッパにおける長期滞在の初めてのプログラムとなりました、また、新たな旅行会社の役割や関わり方を提唱する革命的な企画となったこの商品は、現在もその人気が衰えることは全くないと言います。

同ツアーはまた、2012年に「ツアーグランプリ」(後援:国土交通省、国土交通省観光庁、一般社団法人日本旅行業協会、一般社団法人日本旅行作家協会)で、国土交通大臣賞と海外旅行部門パッケージ旅行部門でグランプリをダブル受賞。
過去5年間の日本からインスブルックへの送客数は延べ1,500名にもおよび、2国間の友好を強めると同時に、多くのツアー参加者にとってこの町が「第2の故郷」となることに寄与しました。今回の感謝状と勲章は、そうした同社の功績が高く評価されての授与となりました。


夏のインスブルック (イメージ動画) (C) myVideoMedia GmbH



かつて「ハプスブルク帝国のお財布」として繁栄した古都インスブルック。そうしたハプスブルク帝国時代の遺産は、今でもたくさん見ることができます。

北にドイツ、南にイタリア、西にスイス、そして東にウィーンやザルツブルクがあるインスブルックでは滞在中、南ドイツの町はもちろん、北イタリアなどへの小旅行も手軽にできるベストロケーション。物価は円に換算すると外国為替相場の影響もありますが、交通料金などは日本とあまり変わりないものの、周辺のユーロ圏に比べると全般的に低め。魚介類などを除けば、安全で美味しい食材が手軽な価格で入手できます。また、ツーリストには、観光に便利でお得なインスブルックカードも用意されています。
何よりも市民が気さくで、非常に温かみがあることから、長期滞在にはまさに理想的な都市と言えるでしょう。もちろん、治安の面でも心配はありません。

今年の夏休みの予定を検討中の皆さん、今年は由緒ある美しいチロルの古都でハートフルなバカンスを体験してみてはいかがでしょうか?


ローマの桜が満開を迎えたようです (動画あり)

更新日 : 2015年04月06日





今年は開花後、暖かい日が続いたこともあり、だいぶ散りかけてしまった南関東の桜ですが、今ローマの桜が見ごろを迎えているようです。
お住まいの地域の桜を見逃してしまったものの、近々イタリア旅行を予定されていらっしゃるという方、観光の合間にローマでお花見を楽しんでみるのはいかがでしょうか?


次の英国の旅は「チーズとビールの国」、美味しいウェールズへ!

更新日 : 2015年04月03日



マノン・アントニアッツィ氏

ウェールズ政府 観光・スポーツ・世界遺産部門ディレクターのマノン・アントニアッツィ氏


ウェールズ観光局 局長(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー)であるマノン・アントニアッツィ氏の来日を受け、都内のホテルで先日、ウェールズ観光セミナーが行われました。
2012年11月、英国ウェールズ政府の観光・スポーツ・世界遺産部門ディレクターに就任したマノン・アントニアッツィ氏は、2004年から2012年までチャールズ皇太子の個人秘書を務められたという、ちょっと珍しく、そして素晴らしい経歴をお持ちの人物。それ以前にも英国放送協会の広報部門でBBCウェールズ担当長官や、上級管理職としてウェールズ国会議会でコミュニケーション担当を勤められたり、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの理事を務められるなど、思わずため息がこぼれるような輝かしい経験を数々お持ちのスーパーウーマンでいらっしゃいます。


ウェールズ観光セミナーの様子


マノン・アントニアッツィ氏自らによって行われたプレゼンテーションでは、欧州最古の言語を持つケルトの国ウェールズには600を超える古城と6つのユネスコ世界遺産をはじめ、ケンブリッジ侯爵夫妻(ウィリアム王子とキャサリン妃)が新婚生活を過ごされたアングルシー島や、英国唯一の海岸国立公園であるペンブルックシャー海岸国立公園などの景勝地、さらにオペラや男性コーラスといったウェールズの文化についても紹介がありました。

保存鉄道でも有名なウェールズは、日本でもお馴染みのあの『機関車トーマス』のモデル(タリスリン鉄道)にもなった地方です。


ウェールズ政府 中嶋氏

英国ウェールズ政府 欧州・外務局 日本事務所代表の中嶋竹春氏



さらにプレゼンテーションの冒頭、英国ウェールズ政府 欧州・外務局 日本事務所代表の中嶋竹春氏が挨拶をし、その中で日本からの渡航者の評判も非常に良いウェールズのチーズとビールも、今後は大きくアピールしてゆきたいとのお話もありました。


ウェールズのチーズ

セミナーの後のレセプションでふるまわれたウェールズ産チーズ



ウェールズ政府は昨年に引き続き、ウェールズからのFood & Drink使節団を迎え、3月に幕張メッセで行われた「FOODEX JAPAN 2015」に出展。日本の食品業界関係者やメディア関係者を集め、まだ日本市場に入ってきていないウェールズ産の上質な食材を紹介するセミナーも開催し、その席でウェールズ産チーズもアピールしました。その一つ、日本未入荷のスノードニア・チーズ・カンパニーのチーズは、まだウェールズに行かなければ出会えない味です。


FOODEX JAPAN 2015 ウェールズのブース

「FOODEX JAPAN 2015」でのウェールズ・ブース



このチーズ以外にも手作りジャムや、ウェールズ産の大きなブルーオマールなども紹介されましたが、ブリジェンドの老舗バーツ・ビスケット&ケーキ社のビスケットや、ウェールズ唯一の蒸溜所のシングルモルトを使ったフルーツケーキ(こちらもまだ未入荷)なども、ウェールズに行ったら是非体験して頂きたい味覚です。このフルーツケーキは、カーディフのセント・ファガンズ国立歴史博物館でも販売されています。


アングルシー島の塩

2014年にも出展されたアングルシー産のシー・ソルト


ウェールズのお菓子

ウェールズのお菓子。風味豊かなウェルシュ ウイスキーのフルーツケーキはオススメ!
(ディスプレイは2014年度のもの)


巨大なウェールズ産ブルーオマール

ウェールズ産の巨大ブルーオマールは、食べ応えがありそうです!



もちろん、こうしたウェールズの味覚とともに忘れてはならないのが、ビールです。英国のビールとしては、イングランドやスコットランドにやや押され気味ではありますが、その味わいはどちらにも負けていません。中でも、ウェールズの伝統ある醸造所ヴェリンヴォエルの代表的な商品である「ダブルドラゴン・エール」は、モルト大麦の香りが豊かな最高級エール。どこかベルギーのトラピストビールを彷彿する味わいです。


ウェールズ・ビール


一方、古代ケルトから受け継いでいる醸造に対する誇りと近代的な醸造設備を融合し、ビール本来の味と香りを追求した「ケルト」は、2007年に創業した新しいブルワリーで、バランスの良い爽やかな味わいが特徴です。


ウェールズ・ビール


ここに紹介したビールは日本でも味わうことができますが、ウェールズには知られざるビールがまだたくさんあります。ウェールズの首都カーディフへは、ロンドンのパディントン駅から鉄道でわずか2時間。今人気のマンチェスターやリヴァプール、バースやコッツウォルズからなら、車で1時間ほどでアクセスできるので、次回の英国の旅はウェールズにも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか? (協力:英国ウェールズ政府/英国政府観光庁)


2016秋、日本×ラトビア共同制作映画『魔法の着物』の公開が決定!

更新日 : 2015年03月30日



Magiskais kimono


ラトビアの首都リガと神戸を舞台とした桃井かおり主演の映画『魔法の着物』(ラトビア語:Maģiskais kimono)の公開が、2016年秋に決定した。ラトビア出身のマリス・マルティンソンス監督の新作となる本作品は、神戸とリガの姉妹都市提携40周年を記念して制作されるもので、日本とバルト諸国による初の国際共同制作。『AMAYA 雨夜 香港コンフィデンシャル』や『Oki – in the middle of the ocean』に続き、桃井氏とマルティンソンス監督の再タッグを組む。なお、神戸でのロケは、10月から予定されている。


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