05. ブダペストを食べつくす! 〈ブダ編〉
高級住宅街に現れた新たなグルメの発信基地「エーミル」
ここは新たな〈グルメの殿堂〉として名乗りを上げるべく、老舗カフェ「ジェルボー」が2015年に満を持してオープンさせたブダペストの最新グルメスポット「エーミル」である。
エーミルという店名は、ジェルボーの創始者クグレーのビジネスパートナーで、後にカフェの名称になった菓子職人のエーミル・ジェルボーのファーストネーム。店の看板には1908年に商標登録された、エーミル・ジェルボーがデザインした「ココアの騎士」が描かれている。
2014年に改装された建物は、カフェレストランとして営業。1階にランチとディナーが頂けるオープンキッチンのあるダイニング(全36席)が、2階にはアートな内装が印象的なカフェ(全55席)がある。このカフェでは、朝8時から11時半まで朝食も提供。午後3時から夕方6時まではゴージャスな「エーミル・アフタヌーンティー」が楽しめる他、夜はスパークリングワインやカクテル、食後酒も楽しめるバーになる。ワインリストには、130の銘柄がラインナップされている。
さらにエントランスホールのケーキカウンターでは、ジェルボー本店でもお馴染みの〈猫の舌チョコ〉をはじめ、ジェルボーオリジナルの〈コニャック入り・チェリーボンボン〉や〈マカロン〉のテイクアウトもできる。
そう、ここはカフェであり、レストランであり、バーでもあり、そしてパティスリーでもある。
「ワインのお味見はいかがなさいますか?」と、笑顔で問いかけてくる見目麗しきウェイター。
どこか親しみやすいカジュアルさを残しながら、上質なサービスとアートな料理を提供する「エーミル」。こんな素敵な空間でランチも平日なら、3コースメニューが驚きの3,500フォリント前後から味わえる。
高級住宅街のマダムたちも、思わず恋に落ちてしまいそうなブダ地区にあるこの新たな〈グルメの殿堂〉。
いつ行く…? もちろん“今”でしょう(笑)
エーミル Émile |
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