|
中央広場のクリスマスマーケット
|
2009年の欧州文化都市、リンツ
第一部で紹介したレーゲンスブルクからウィーンへは高速鉄道(ICE)で4時間ほどで到着するが、その途中で下車して2009年の欧州文化都市に選ばれたリンツに立ち寄ってみることにしよう。
|
|
旧市街にあるケプラーの家
|
ヨハネス・ケプラーゆかりの地、リンツ
リンツは、宗教改革の時代にヨハネス・ケプラーが天文観測に従事した町でもある。
そこで、第一部で紹介したレーゲンスブルクとも合わせて楽しめる、ケプラーと関係のある見どころを紹介しよう。
|
|
楽友協会
|
華麗なる芸術の都、ウィーン
リンツから鉄道で1時間半もすると、オーストリアの首都ウィーンに到着する。
中世よりオーストリア帝国の首都として栄えたこの町には、世界遺産にも登録された歴史地区にあるホーフブルグ宮殿や聖シュテファン大聖堂、そしてシェーンブルン宮殿など...
|
|
オーストリア・バロックの至宝 メルク修道院
|
ウィーンを起点に楽しむ世界遺産、ヴァッハウ渓谷
9つのユネスコ世界遺産を有するオーストリア。近年は東欧諸国へのゲートウェイとして周遊旅行に組み込まれることが多いが、オーストリアは国内だけでも周遊旅行が十分に楽しめる国であるということを忘れてはならない。
|
|
10万冊に及ぶ本を有する メルク修道院の図書室
|
ウィーンを起点に楽しむ世界遺産、メルク修道院
メルク修道院の一部は現在、博物館として一般に公開されている。夏期のみ自由見学が許可されているが、11〜3月は英語、もしくはドイツ語でのガイドツアーでのみ見学が可能となる。
そこで外国語のツアーでもより理解が深められるよう、ここで見どころをざっとご紹介しておこう。
|
|
ヴァインツェテルヴァント ・トンネルから出てきた列車
|
ウィーンを起点に楽しむ世界遺産、ゼメリング鉄道
世界遺産に登録されているゼメリング鉄道は、グログニッツとミュルツツーシュラークの約40キロを結ぶ世界初の山岳鉄道だ。この鉄道が完成したのは1854年のこと。重機やダイナマイトもなかった時代に、わずか6年という異例の早さで完成した。
|
|
「シュロスベルク」からの眺め
|
ウィーンを起点に楽しむ世界遺産、グラーツ旧市街 1
ウィーンから列車に乗り、ゼメリングを越えて更に南下すると、シュタイヤマルクの州都であるグラーツにやってくる。人口は約24万人、ウィーンに次ぐオーストリア第二の都市だ。オーストリアの奥座敷とも言えるこの町には、ハプスブルク帝国時代の面影が色濃く残されている。
|
|
州庁舎の中庭
|
ウィーンを起点に楽しむ世界遺産、グラーツ旧市街 2
ハプスブルク帝国時代の面影が色濃く残る、オーストリアの奥座敷グラーツ。旧市街は交通量も少なく、見どころもコンパクトにまとまっていて町歩きに最適だ。ここではグラーツの魅力が満喫できる、旧市街の散策コースをご紹介しよう。
|
|
クンストハウス
|
ウィーンを起点に楽しむ世界遺産、グラーツ旧市街 3
中世の面影が残るグラーツにあるのは、なにも歴史ある古い建物ばかりではない。
建築の宝庫とも謳われるこの町には、近代的な建築物も数多く存在する。そこで、グラーツの歴史とモダンを巡る散策コースをご紹介しよう。
|
|
ブダペスト王宮
|
ドナウの真珠、ブダペスト 1
世界屈指の美しさを誇るブダペスト。「ドナウの真珠」とも称えられるこの街には、ローマ時代の遺跡からトルコ統治時代の温泉、欧州最大の国会議事堂や欧州大陸初の地下鉄まで、ありとあらゆる見どころが詰まっている。 足取りも軽やかに千年王国の都を歩いてみよう!
|
|
ハンガリー国会議事堂
|
ドナウの真珠、ブダペスト 2
王宮地区の散策が終わったらスタート地点に戻り、今度はペスト側を歩いてみよう。
まず、最初に紹介するのが「国会議事堂」だ。このネオゴシック様式の建造物の設計を手がけたのは、ハンガリーを代表する建築家イムレ・シュタインドル氏。ハンガリー建国1000周年を記念し、1885年から9年の歳月をかけて建造された。
|
|
セーチェニ温泉
|
ドナウの真珠、ブダペスト 3
温泉の町としても知られるブダペスト。源泉の数は全80ヶ所にもおよび、そこから毎日7千万リットルの湯が湧き出すまさに温泉天国だ。市内では2世紀に造られたローマ式風呂も発掘されているが、温泉文化が広まったのはトルコ統治時代の16世紀から17世紀にかけてだった。
|
|
|
Autumn 2010
Report: Mari Wakai Photo: Masa
Tourism World Inc. All rights reserved. |